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J-GLOBAL ID:201802276694482611   整理番号:18A0422646

HAX-1はSERCA2a酸化と分解を調節する【Powered by NICT】

HAX-1 regulates SERCA2a oxidation and degradation
著者 (18件):
資料名:
巻: 114  ページ: 220-233  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0538A  ISSN: 0022-2828  CODEN: JMCDAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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虚血/再潅流障害は収縮機能障害と増加した心筋細胞死と関連している。造血系基質1関連蛋白質X-1(HAX 1)の過剰発現は,細胞損傷から保護することが示されているが内因性HAX-1の機能は明らかにされてノックアウトマウスの早期致死のため不明である。心臓特異的および誘導性HAX-1欠損モデル,虚血/再潅流障害における筋小胞体/小胞体Ca-ATPアーゼ(SERCA2a)の調節におけるHAX-1の予想外の役割を明らかにした。成人心臓におけるHAX-1のアブレーションは非ストレス状態下での形態学的変化を誘導しなかったが,虚血/再潅流障害に収縮回復と梗塞サイズを減少させた。これらの有害な影響はSERCA2aの損失増加と関連した。強化されたSERCA2a分解はカルパインとカルパスタチンのレベルまたはカルパイン活性の変化によるものではなかった。逆に,HAX-1過剰発現は収縮回復を改善し,SERCA2aレベルを維持した。SERCA2a分解に及ぼすHAX-1の調節作用は,複数のレベル,無傷心臓,単離心筋細胞と筋小胞体ミクロソームで観察された。機構的に,HAX-1アブレーションは筋小胞体/endoplasic胞体コンパートメントでの反応性酸素種の産生増加を誘発し,SERCA2a酸化とその蛋白質分解に対する素因をもたらした。この効果はNADPHオキシダーゼ4(NOX4),HAX-1の新規結合パートナーにより媒介されるかもしれない。アポシニンによるNOX阻害は虚血/再灌流障害にさらされた心臓におけるHAX-1アブレーションの効果を消失させた。まとめると,著者らの発見は,酸化ストレス及びSERCA2a分解の調節におけるHAX-1の役割,カルシウムホメオスタシスと細胞生存経路におけるその重要性を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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