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J-GLOBAL ID：201802276730585619   整理番号：18A1721306

有機物に富む湖における抗生物質スルファジアジンのモデル化光変換速度論【JST・京大機械翻訳】

Modelled phototransformation kinetics of the antibiotic sulfadiazine in organic matter-rich lakes

著者 (3件)： Vione Davide (Department of Chemistry, University of Torino, Via Pietro Giuria 5, 10125 Torino, Italy) ,  Vione Davide (NatRisk Inter-Department Centre, University of Torino, Largo Paolo Braccini 2, 10095 Grugliasco (TO), Italy) ,  Koehler Birgit (Department of Ecology and Genetics/Limnology, Evolutionary Biology Centre, Uppsala University, Norbyvaegen 18 D, 75236 Uppsala, Sweden)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 645  ページ： 1465-1473  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体異物化合物は一般的に内陸水で検出される。太陽光誘起光化学反応は生体異物分解に寄与するが,大きな地理的スケールに対する異なる光反応の役割はほとんど理解されていない。ここでは,スウェーデンを横切る1020の湖沼からの光化学モデリングと大規模フィールドデータの組み合わせを用いて,有機物質に富む湖沼における一般的に使用される抗生物質スルファジアジン(SDZ)の光分解速度論を解明した。SDZは2つの型,すなわち酸性HSDZ(pK_a=6.5)と塩基性/脱プロトン化SDZ-において起こる。両種は天然有機物(~3NOM*)の光生成三重項状態により速く酸化された。しかし,それらは部分的に酸化されたHSZ(及びSDZ~-)がNOM中に含まれるフェノール部分により初期化合物に還元されるので効率的な逆反応を受ける。スウェーデンの典型的な湖沼はNOMが豊富で,pHが低く,SDZ光化学がHSDにより支配されるという結果を得た。著者らのシミュレーション結果は,スウェーデンの湖におけるSDZ光分解速度が水深とpHの増加によって著しく遅くなることを示した。一方,それは放射照度に影響を及ぼす緯度,または有機物含有量にほとんど依存しなかった。結果として,SDZは,最も顕著に,ストックホルム地域のような比較的深く,高いpHの湖を有するいくつかの密集した地域における湖水において特に持続的であると思われる。ここでは,表面水は,中国北部のほとんど人口のない地域と比較して,医薬品によってより重度に汚染される可能性があり,湖沼水はSDZの効率的な光分解を促進することができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： スウェーデン王国 ,  *抗生物質 ,  中国北部 ,  *速度論 ,  湖沼 ,  *モデリング ,  光分解 ,  光化学 ,  光化学反応 ,  湖沼水 ,  シミュレーション ,  *有機物 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 天然有機物 ,  *湖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： スルホンアミド ,  表面水光化学 ,  三重項増感 ,  天然有機物 ,  逆反応

分類 (1件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 有機物 ,  湖 ,  抗生物質 ,  スルファジアジン ,  モデル化 ,  光変換 ,  速度論