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J-GLOBAL ID:201802276824610823   整理番号:18A1068144

低い初期血清ナトリウムレベルは慢性的に証明された低ナトリウム血症患者における過剰補正のリスク増加と関連している:後ろ向きコホート分析【JST・京大機械翻訳】

A low initial serum sodium level is associated with an increased risk of overcorrection in patients with chronic profound hyponatremia: a retrospective cohort analysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 316  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7437A  ISSN: 1471-2369  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:低ナトリウム血症患者における浸透圧脱髄に対する豊富な証拠があるが,過剰補正に対するリスク因子は完全には検討されていない。したがって,本研究の目的は,慢性的な重度低ナトリウム血症の治療中の過剰補正のリスクを明らかにすることである。【方法】これは,単一中心遡及的観察研究である。方法:2012年2月~2014年4月の間に局所的に開発された固定治療アルゴリズムを用いて,腎臓科医により集中治療室で治療された≦125mEq/Lの血清ナトリウム(SNa)濃度を有する56人の成人患者を登録した。過剰補正の発生率に及ぼす患者パラメータの影響を,単一変数および多変量ロジスティック回帰モデルを用いて推定した。過剰補正は,最初の24時間と48時間の間,それぞれ>10mEq/Lと>18mEq/LによってSNaの増加として定義された。【結果】年齢の中央値は78歳で,48.2%は男性で,患者の94.6%は低ナトリウム血症に関連した症状を呈した。初期の中央値SNaは115mEq/L(四分位,111~119mEq/L)であった。全部で11名(19.6%)の患者が,24時間で9名(16.0%),48時間で6名(10.7%),24名と48時間で4名(7.1%)の過剰補正の基準を満たした。しかし,これらの患者のいずれも浸透圧脱髄を発症しなかった。一次多di,初期SNa,および初期尿出力は,単変量解析における過剰補正のための有意な危険因子であった。多変量解析により,初期SNaは,1mEq/L増加に対して,0.84の調整オッズ比(95%信頼区間,0.70~0.98;p=0.037)を有する過剰補正の発生率に統計的に有意な影響を有することを明らかにした。さらに,最初の4時間のSNaの増加と初期の尿出力は,過剰補正を有する患者において,それらのない患者より有意に高かった(それぞれ,p=0.001と0.005)。結論:SNaの初期低レベルは,重度低ナトリウム血症患者における過剰補正のリスク増加と関連していた。これに関して,最初の4時間のSNaの急速な増加は重要な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
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