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J-GLOBAL ID:201802276867532579   整理番号:18A1007872

3つのZanthoxylum種からのアルカロイドとそれらの抗増殖活性の比較研究【JST・京大機械翻訳】

Comparative study on alkaloids and their anti-proliferative activities from three Zanthoxylum species
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 460  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7420A  ISSN: 1472-6882  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】アルカロイドは,Zanthoxylum属からの植物種における最も有望な生物活性成分と考えられている。本研究は,3つのZanthoxylum種からのZanthoxylumアルカロイド(ZAs)の組成と含有量,およびそれらの潜在的抗増殖活性について報告する。【方法】HPLC-UV/ESI-MS/MS法を確立し,種々のZanthoxylum抽出物中のアルカロイドを分析するために使用した。3つのZanthoxylum種の類似性と非類似性を評価するために,一般的で独特のピークとそれらの相対的な含有量をまとめて比較した。一方,4つの癌細胞系,すなわち,胃腫瘍細胞(SGC-7901),子宮頚部腫瘍細胞(Hela),結腸腫瘍細胞(HT-29)および肝腫瘍細胞(Hep G2)に対する阻害活性試験を,ZAsの生物活性を評価するためにin vitroで実施した。【結果】70のピークが粗い全アルカロイド試料で検出され,そのうち58が同定された。結果として,13の共通ピークがすべての3つのZanthoxylum種の抽出物で見られ,一方,いくつかの独特のピークが特定の種で観察され,Z.simulansの17のピーク,Z.ailanthoidesの15のピーク,およびZ.chalybeumの11のピークがあった。組成と相対含有量の比較により,ベンゾフェナントリジン型のアルカロイドは,他のものの間で高い相対含有量を有するすべての3つのZanthoxylum種において一般的に存在することを示した。それは,それぞれ,Z.ailanthoidesにおいて60.52%,Z.simulansにおいて30.52%,Z.chalybeumにおいて13.84%である。活性試験に関して,粗アルカロイド抽出物の大部分は種々の腫瘍細胞に対して顕著な阻害活性を示し,阻害率は200μg/mLの濃度で60.71から93.63%の範囲であった。しかし,SGC-7901細胞は,他の3つの癌細胞よりZAsに対してより敏感であると思われた。【結論】本研究で検出されたアルカロイドプロファイルは,Zanthoxylum種の間の構造と含有量の両方において有意差を明らかにした。本研究における異なる癌細胞に対する阻害率は,潜在的抗癌活性がこれら3つの種における四級アルカロイドに起因することを示した。それは新しい健康管理製品としてこの伝統的な医薬資源をさらに探究するための大きな指針を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  アルカロイド 
引用文献 (45件):
  • Nat Prod Res; A new lignan and other constituents from Zanthoxylum armatum DC; T Guo, H Xie, YX Deng, SL Pan; 26; 2012; 859-864; 10.1080/14786419.2011.617748; CR1;
  • Biochem Syst Ecol; Alkaloids and lignans from Zanthoxylum budrunga (Rutaceae); MM Rahman, MA Islam, P Khondkar, AI Gray; 33; 2005; 91-96; 10.1016/j.bse.2004.04.016; CR2;
  • J Asian Nat Prod Res; New prenylated carbazole alkaloids from Zanthoxylum armatum; A Samad, S Badshah, D Khan, F Ali, M Amanullah, J Hanrahan; 16; 2014; 1126-1131; 10.1080/10286020.2014.967228; CR3;
  • Fitoterapia; A new benzophenanthridine alkaloid from Zanthoxylum buesgenii; P Tane, HK Wabo, JD Connolly; 76; 2005; 656-660; 10.1016/j.fitote.2005.08.018; CR4;
  • Phytomedicine; Apoptosis inducing activity of benzophenanthridine-type alkaloids and 2-arylbenzofuran neolignans in HCT116 colon carcinoma cells; TA Mansoor, PM Borralho, X Luo, S Mulhovo, CM Rodrigues, MJ Ferreira; 20; 2013; 923-929; 10.1016/j.phymed.2013.03.026; CR5;
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