抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;異なる地域の結腸直腸腺腫(colorectal adenoma,CRA)の検出率とハイリスク因子を比較する。方法;2013年6月から2016年12月までの重慶市第七人民病院において、腸鏡検査を受けた患者の研究対象を地域A組(n=2182)とした。放射線療法を受けている病院における腸内視鏡検査における研究対象は,地域B(n=1866)であり,CRAの高リスク因子は,以下の通りであった。(1)大小便潜血陽性。(1)一級親族は結腸直腸癌(colorectal carcinoma,CRC)の病歴がある;3)以前に腸管腺腫の既往歴があった。(4)本人は癌歴がある;5)排便習慣の変化;6)慢性下痢、慢性便秘、粘液性血便、慢性虫垂炎或いは虫垂切除歴、慢性胆嚢炎或いは胆嚢切除歴の任意の2項者。上記のいずれの項目にも一致するのはCRAハイリスク集団である。CRAとそのハイリスク集団の検出率,高リスク因子の分布,および高リスク因子におけるCRAの検出率を,2つの群の間で比較した。結果;地域AにおけるCRAの検出率(15.6%)と高リスク群(25.8%)は,地域B(15.2%,25.4%)と比較して有意に高かった(P>0.05),高リスク因子の分布は,高リスク因子(5,6,1,3,2,4,2,4,2,4,2,4,2,3,4,2,4)であった。地域Aにおける高危険因子の割合(36.4%)は,地域B(30.6%)より有意に高かった(χ2=3.900,P=0.048)。地域Aにおける高リスク因子(CRA)の検出率(57.6%)は,地域B(44.1%)より有意に高かった(χ2=6.131,P=0.013)。結論;重慶市の第七人民病院と解放軍軍病院の2つの異なる地域のCRAとそのハイリスク集団の検出率には有意差がないが、各危険因子の分布は異なり、異なる地域は危険因子の違いにより、CRAのスクリーニングを行うべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】