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J-GLOBAL ID:201802276981727563   整理番号:18A0607802

神経血管伝達の星状細胞破壊は多発性硬化症の動物モデルにおける皮質損傷に関連している【Powered by NICT】

Astrocyte disruption of neurovascular communication is linked to cortical damage in an animal model of multiple sclerosis
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 1098-1117  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0157A  ISSN: 0894-1491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多発性硬化症(MS)における皮質病理学に寄与する機構を解明するために,著者らは実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)で誘導したマウスにおける,特に皮質ニューロンと血管と星状細胞の会合,神経血管異常を検討した。血液脳関門(BBB)機能不全はトレーサーフルオレセインナトリウムの漏出,周皮細胞による内皮細胞およびデスミンによるクラウジン-5の発現低下により明らかであった。免疫組織学的および超微細構造的分析は,血管と神経シナプスの両方との接合部の血管と損失からのアストログリア細胞体の脱離を明らかにした。さらに,明確に定義されたニューロンカラム(樽)は機能的特性に関連しているが,皮質層IVにおける個々の星状細胞突起の検討は機能的神経界への星状細胞拘束の損失を明らかにした。バレルコアを重複ナイーブマウスにおいて星状細胞突起の高変調パッチとは対照的に,EAEマウスにおけるプロセス分布はバレル境界を無視した均一であった。これらの異常は,周囲の炎症に起因し,皮質におけるT細胞存在下,皮質下白質と髄膜において示唆されている。グラチラマー酢酸塩を用いた免疫調節治療は部分的に神経血管損傷を抑制した。これ等の知見は,炎症条件下で,活性化血管周囲星状細胞はニューロ血行動態カップリングに失敗し,血管とニューロンとの間の閉塞クロストークを生じることを示す。皮質星状細胞調節の損失と血液供給と神経ニーズ間の微調整は,神経学的障害と認知機能低下EAE/MSで発生することだけでなく,疾患進行に寄与することを提案した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経の基礎医学 

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