文献

J-GLOBAL ID：201802277097584006   整理番号：18A1293426

SMUT病原体の比較ゲノミクス: Orphansからの洞察と宿主特殊化への正の選択された遺伝子【JST・京大機械翻訳】

Comparative Genomics of Smut Pathogens: Insights From Orphans and Positively Selected Genes Into Host Specialization

著者 (5件)： Benevenuto Juliana (Microbial Genetics Laboratory, Department of Genetics, University of Sao Paulo/Luiz de Queiroz College of Agriculture (USP/ESALQ)) ,  Teixeira-Silva Natalia S. (Microbial Genetics Laboratory, Department of Genetics, University of Sao Paulo/Luiz de Queiroz College of Agriculture (USP/ESALQ)) ,  Kuramae Eiko E. (Department of Microbial Ecology, Netherlands Institute of Ecology (NIOO-KNAW)) ,  Croll Daniel (Laboratory of Evolutionary Genetics, Institute of Biology, University of Neuchatel (UNINE)) ,  Monteiro-Vitorello Claudia B. (Microbial Genetics Laboratory, Department of Genetics, University of Sao Paulo/Luiz de Queiroz College of Agriculture (USP/ESALQ))
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 9  ページ： 660  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 宿主の特殊化は,新しい病原体の多様化と出現のための重要な進化過程である。しかしながら,宿主範囲の分子決定因子はほとんど理解されていない。smut菌類は,多くの未知の遺伝的決定因子に基づく明確で狭い宿主範囲を持つ生物栄養性病原体である。したがって,異なる宿主に感染するより多くの種を含むことによってsmut真菌類の比較ゲノミクス分析を拡大し,オーファンとポジティブに選択された遺伝子を定義し,宿主の特殊化の遺伝学的基礎にさらなる洞察を得ることを目的とした。8つの作物と非作物宿主から分離された9つの系統を分析した:トウモロコシ,オオムギ,サトウキビ,コムギ,エンバク,Zizania latifolia(Manchurianイネ),Echinochloa colona(野生草本),およびPersicaria sp.(野生双子植物)。エンバクから分離したUstilago hordei(株Uhor01)とコムギから分離したU. tritici(株CBS119.19)の2つの新しいゲノムを組み立てた。smutゲノムは小さいサイズで,18.38から24.63Mbの範囲であった。U. hordei種は,転移性要素の増殖によりゲノム拡大を経験し,これらの要素の量は2つの株の間で変化した。系統発生分析により,Ustilagoは単系統属ではなく,さらに,U.tritici試料の誤分類を検出することを確認した。作物と非作物宿主のsmut病原体間の比較は,明確な特徴を明らかにせず,宿主の栽培化がsmutsの進化の形成において支配的な役割を果たさないことを示唆した。著者らは,smut真菌類における宿主の特殊化が複雑な遺伝的基礎を持つ可能性があることを見出した:異なる機能的カテゴリーはオーファンおよび系統特異的選択遺伝子に富んでいた。エフェクタ遺伝子の多様化と獲得/損失は,おそらく宿主特異性の最も重要な決定因子である。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 多様化 ,  遺伝学 ,  Ustilago ,  宿主域 ,  *遺伝 ,  *病原体 ,  ゲノム ,  コムギ ,  エフェクタ ,  農作物 ,  サトウキビ ,  転移性遺伝要素 ,  エンバク ,  オオムギ
準シソーラス用語： 栽培化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Ustilago科 ,  宿主跳躍 ,  エフェクタ ,  オーファン遺伝子 ,  正の選択

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 病原体 ,  比較ゲノミクス ,  洞察 ,  宿主 ,  特殊化 ,  遺伝子