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J-GLOBAL ID：201802277223143126   整理番号：18A0213276

開放空気中のCO2濃度と温度の増加は,イネ葉のクロロフィル含有量とSPAD値に及ぼす動的影響を増加させた。【JST・京大機械翻訳】

Effects of Elevated Atmospheric CO2 and Temperature on Dynamics of Leaf Chlorophyll Contents and SPAD Value of Rice in Open-Air Field Conditions

著者 (6件)： Zhou Ning (揚州大学 江蘇省作物遺伝生理国家重点実験室培育点/粮食作物現代産業技術協同創新中心,江蘇 揚州 225009;江蘇食品薬品職業技術学院,江蘇 淮安 223003) ,  Jing Liquan (揚州大学 江蘇省作物遺伝生理国家重点実験室培育点/粮食作物現代産業技術協同創新中心,江蘇 揚州,225009) ,  Wang Yunxia (揚州大学 環境科学与工程学院,江蘇 揚州,225009) ,  Zhu Jianguo (中国科学院 南京土壤研究所 土壤与農業可持続発展国家重点実験室,南京,210008) ,  Yang Lianxin (揚州大学 江蘇省作物遺伝生理国家重点実験室培育点/粮食作物現代産業技術協同創新中心,江蘇 揚州,225009) ,  Wang Yulong (揚州大学 江蘇省作物遺伝生理国家重点実験室培育点/粮食作物現代産業技術協同創新中心,江蘇 揚州,225009)
資料名： Zhongguo Shuidao Kexue  (Zhongguo Shuidao Kexue)
巻： 31  号： 5  ページ： 524-532  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2254A  ISSN： 1001-7216  CODEN： ZSKHBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： [目的]本研究の目的は,二酸化炭素(CO2)の濃度と温度の増加によるイネの葉のクロロフィル含有量とSPAD値に対する2つの重要な環境因子の影響を調べることにあることを明らかにすることにあり,これらの2つの重要な環境因子を調べることであった。[方法]圃場のT-FACE(Temperature-Free Air CO2Enrichment)システムを用いて、多収型良質水稲ジャポニカ23を供試材料とした。二つのCO2濃度(環境CO2濃度と高いCO2濃度)と二つの温度処理(環境温度と高温)を設定し、自然生育環境下で水稲の異なる生育期の葉身の葉緑素含有量とSPAD値を測定した。[結果]550μmol/molCO2濃度により、水稲移植後の41、77、94 dのクロロフィルa、bとa+b含有量はいずれも増加し(最大増幅は6.4%)、移植110、119d後に減少した(最大降下幅は5.4%)。クロロフィルb含有量はクロロフィルa含有量に対してより敏感であるため、高CO2濃度は移植後の41、77と94dのクロロフィルa/b値を低下させ、減少幅はそれぞれ4.7%、2.3%と0.9%であった。しかし,110と119日後に,それぞれ,1.9%と5.3%増加した。以上のCO2に対する応答は著しいレベルに達した。葉のSPAD値に対して、高CO2濃度は水稲の生長前、中期に対する影響は小さかったが、移植110と119d後に、それぞれ3.5%(P=0.1)と19.1%(P<0.01)低下した。成長期の1°C増加により,クロロフィルa,b,a+bの含有量は増加傾向を示し,クロロフィルa/b値は反対の傾向を示したが,全体的な変動はCO2効果より小さかった。高温は水稲の前、中期の葉SPADに対する影響は小さかったが、移植110と119d後にSPAD値は平均7.1%と14.8%低下し、いずれも極めて著しいレベルに達し、CO2と温度処理は上記の測定パラメータに対して顕著な相互作用効果がなかった。しかし、CO2濃度、温度処理と生育期の間には明らかな相互作用効果がある。[結論]大気のCO2濃度の増加は水稲の生長前中期の葉身のクロロフィルの形成に有利であるが、生長後期の葉緑素含量とSPAD値はいずれも明らかに低下し、葉緑素a/b値の著しい上昇を伴い、この早衰現象は異なる生長温度下で一致する傾向がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： クロロフィルb ,  *クロロフィル ,  高温 ,  生息環境 ,  葉身 ,  水稲 ,  成長期 ,  二酸化炭素 ,  クロロフィルa
準シソーラス用語： クロロフィル含量 ,  中期 ,  環境温度 ,  環境因子 ,  *SPAD値 ,  *二酸化炭素濃度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： FACE(Free Air CO2 Enrichment) ,  carbon dioxide ,  temperature ,  chlorophyll content ,  SPAD values

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  植物栄養  (EH02060B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 空気中 ,  CO2濃度 ,  イネ ,  葉 ,  クロロフィル ,  含有量 ,  SPAD値