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J-GLOBAL ID:201802277233599241   整理番号:18A0340798

メトフォルミンとVSL#3の併用はマウスにおける西洋風食事誘発結腸癌を相加的に抑制する【Powered by NICT】

Combination of metformin and VSL#3 additively suppresses western-style diet induced colon cancer in mice
著者 (17件):
資料名:
巻: 794  ページ: 1-7  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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西洋食(WD)と腸内共生バランス失調は結腸炎症,発癌に寄与すると関連していることが知られている。メトホルミン(Met)はAMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)を誘導する抗炎症効果発揮,抑制された蛋白質合成を減少させ,細胞増殖をもたらした。プロバイオティックVSL#3(V)は微生物組成を変化させる。WD誘導結腸炎関連結腸発癌におけるMetとVの化学的予防機構を検討した。雄BALB/cマウスを無作為に五群:対照食(CD)群,WD群,WD+Met(250mg/kg/日)群,WD+V(百三十万細菌/日)群,およびWD+M.+V群に分けた。全てのマウスはアゾキシメタン(10mg/kg)とそれに続く2%デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)に7日間曝露した。HCT-116ヒト結腸癌細胞株を用いて,AMPK,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK),サイクリンD1およびBcl-2の発現を検討し,細胞周期停止を評価した。WDはCDと比較して大腸炎と腫瘍増殖の重症度を増加させた。MetとVの組み合わせはマクロファージ浸潤を抑制し,上皮の完全性を維持することにより大腸炎と腫瘍増殖を有意に改善した。in vitroアッセイにより,併用療法は,サイクリンD1とBcl-2を阻害し,プロアポトーシスERKを活性化することにより後期アポトーシスを促進することを示した。MetとVの併用療法は,WD誘導大腸癌のマウスモデルにおいて腫瘍増殖を抑制し,この戦略は結腸癌の化学的予防に有用であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  向精神薬の基礎研究 

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