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J-GLOBAL ID：201802277462020155   整理番号：18A0414391

伝達関数マトリックス法によるダムの振動特性評価とその利用

APPLICATION OF THE TRANSFER FUNCTION MATRIX METHOD IN DAM ENGINEERING

著者 (2件)： 柏柳正之 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  CAO Zengyan (JPビジネスサービス)
資料名： 岩盤力学に関するシンポジウム講演集(CD-ROM)  (岩盤力学に関するシンポジウム講演論文集(CD-ROM))
巻： 45th  ページ： ROMBUNNO.40  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0646C  ISSN： 1880-7623  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝達関数は,新規構造物の耐震設計,既存構造物の耐震性能照査,劣化診断及び損傷診断などにおいて必要不可欠な指標の一つであるが,従来法で算出される伝達関数は,特に地震記録を用いる場合ではバラツキが大きく,振動特性の特定が困難となることがある。筆者らは,伝達関数の評価精度向上のために,振動の方向間の相互干渉を考慮した伝達関数マトリックス法を開発した。本論文は,ダム工学分野において,本手法の適用により,ダムの卓越振動数が高精度に評価できること,数値解析モデルに頼らず構造物の地震応答予測が低コストで実施できること,および高精度の伝達関数評価によるダムの劣化診断への適用可能性があることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *伝達関数 ,  *特性 ,  *監視 ,  応答解析 ,  アーチダム ,  故障診断
準シソーラス用語： *マトリックス応力解析法 ,  *振動特性 ,  *地震モニタリング ,  地震応答解析 ,  劣化診断

分類 (1件)： ダム一般  (RC16010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 伝達関数 ,  マトリックス法 ,  ダム ,  振動特性 ,  評価