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J-GLOBAL ID:201802277475427022   整理番号:18A0840971

H_2S+Cl-環境にさらされたFV520Bステンレス鋼におけるSSCCに関する実験的研究と数値シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Experimental study and numerical simulation on the SSCC in FV520B stainless steel exposed to H2S+Cl- Environment
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号: 18  ページ: 9059-9067  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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くさび開口荷重試験片を用いた定変位載荷試験を,塩化ナトリウムを含む硫化水素水溶液中で行い,FV520B析出硬化マルテンサイト系ステンレス鋼の応力腐食割れ(SCC)の感受性を調べた。SCC試験の結果は,応力腐食臨界応力拡大係数(K_ISCC)が調査した腐食媒体中で劇的に減少し,H_2S濃度の増加と共に減少することを示した。エネルギー分散X線分光法(EDS)を用いて走査電子顕微鏡(SEM)を用いて破面の微細構造を解析した。破面は典型的な硫化物応力腐食破壊であった。加えて,主亀裂の先端の周りの側面における大量の断続的アーク亀裂は,主亀裂が伝播しなくても形成した。連続結合有限要素解析(FEA)プログラムを用いて応力場をシミュレートし,調査した腐食媒体に暴露した試験片の拡散水素濃度分布を計算した。FEAの結果は,腐食ピットが腐食ピット周辺の応力と拡散水素分布に影響し,そこでは大きな応力勾配が形成されることを示した。側面亀裂はこれらの腐食ピットから始まり,応力と水素の相乗作用下で伝播した。静水圧応力分布に及ぼす腐食ピットの影響は,側面表面近くの表面領域で制限され,その結果,側面亀裂は,試験片厚さ方向に沿ってよりも,フープ方向に沿って伝播した。形態観察とFEA結果に基づいて,FV520B鋼のSCC機構が主に水素脆化と陽極溶解の組合せであると結論づけることができた。同時に,腐食孔食は側面亀裂形成の前提条件であり,一方,応力誘起水素拡散は支配的因子であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腐食  ,  金属材料  ,  その他の金属組織学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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