文献

J-GLOBAL ID：201802277538580362   整理番号：18A0329838

ギリシャのモモ園におけるMoniliniaの開発に関する相対的病原性と潜伏感染の影響【Powered by NICT】

Influence of relative virulence and latent infections on the development of Monilinia to Greek peach orchards

著者 (1件)： Thomidis Thomas (Alexander Technological Educational Institute of Thessaloniki, Department of Agricultural Technology, Sindos, 57400, Thessaloniki, Greece)
資料名： Crop Protection  (Crop Protection)
巻： 94  ページ： 159-165  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0443A  ISSN： 0261-2194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 褐色腐敗病は,核果世界の非常に重要な疾患である。宿主特異性は,疾患管理のための重要な意味を持っている。本研究では,異なる宿主モモからのMonilinia laxaおよびM.fructicola分離株の病原性と相対的毒性を評価した。本研究の結果は,モモ由来のM.laxaおよびM.fructicolaの全ての分離株は,チェリー,モモ,プラム,アンズ,リンゴ及びナシシュートセグメントの切り取ったシュートとプラム,リンゴ及びセイヨウナシの果実に病原性を示した。各化学種の挙動を,種々の作物における同じではなく,いずれかMonilinia種の優位性の証拠はなかった。さらに,モモとネクタリン品種における潜伏感染の発生率を調査した。本研究は,2013年のブルーム期における潜伏感染ではないことを示した。対照的に,果実の発育段階の間潜伏感染の割合はネクタリン栽培品種のモモ栽培品種の4~13%,2 15%の間であった。潜伏感染は,2015年にモモ栽培品種の開花段階ではなく,試験した種々の果実の発育段階においてのみ見出された。モモとネクタリンの花と果実の潜在感染の割合は気象条件と品種に依存して年毎に異なる可能性がある。最後に,潜伏感染の出現に及ぼす果樹園における間伐モモ果実の意義について検討した。果実の潜在感染の割合はチオファネートメチルと処理と比較して未処理対照で有意に高かったことおよび果実を薄くした場合に見られた。果実のチオファネートメチルと間伐で処理した果実間の有意差を認めなかった。一般的に,本研究の結果は,灰星病のより良い管理に役立つ可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 桜桃 ,  果樹園 ,  ネクタリン ,  成長段階 ,  プラム ,  *病原性 ,  栽培品種 ,  *潜伏感染 ,  開花 ,  気象条件 ,  品種 ,  毒性 ,  芳香族アミン ,  カルバミド酸エステル ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  ジアミン
準シソーラス用語： 灰星病 ,  *Monilinia , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Monilinia ,  潜伏感染 ,  病原性 ,  相対的病原性 ,  薄型果実

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  果樹  (FC03042G)

物質索引 (1件)： チオファネートメチル

タイトルに関連する用語 (6件)： ギリシャ ,  モモ ,  Monilinia ,  開発 ,  病原性 ,  潜伏感染