抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】熱傷後の残存創傷におけるマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)-1,MMP-2,MMP-13およびメタロプロテアーゼ阻害剤(TIMP-1)とTIMP-2の発現に及ぼす組換えヒト顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(rhGM-CSF)の影響を調査する。方法:10例の熱傷後の残存創面患者に対し、同体対照の研究方法を採用し、各例患者は2つの面積が16~25 cm2の熱傷後の残存創面を選び、ランダムに連合治療群と対照群に分けた。併用治療群の創面にはrhGM-CSFゲル剤及びモピロシン軟膏を外用し、対照群の創面にはピロカルピン軟膏を外用した。投与後7、14dの創面癒合率を観察し、創面癒合時間を記録した。投与前および投与後7,14日目に創傷組織の辺縁組織標本を採取し,免疫組織化学法によりMMP-1,MMP-2,MMP-13,TIMP-1およびTIMP-2の発現レベルを測定した。結果:併用治療群の創傷治癒率は,7,14日後に,それぞれ(42±7)%と(86±6)%であった。それらは,対照群[(35±8)%,t=16.927,P=0.000,(68±7)%,t=41.849,P=0.000]より有意に高かった。併用治療群の創傷治癒時間は(17.8±1.5)日で,対照群[(21.1±1.6)日]より明らかに短縮した(t=-21.604,P=0.000)。2つの群の間で,MMP-1,MMP-2,TIMP-1とTIMP-2の発現に有意差はなかった。MMP-1とMMP-2の積分吸光度(IA)は,投与後7,14日目に,それぞれ,2128±157,1644±157,および834±130,1493±105であった(それぞれ,P<0.01),P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01)。......,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01,P<0.01であった。それらは,対照群におけるそれらより有意に低かった(3653±181,3060±175および2350±121,2064±109)。投与後7,14日に,TIMP-1とTIMP-2のIA値は,それぞれ855±120,1187±125と773±117,1039±134であった。それらは,対照群(590±111,846±101と614±91,808±124)より有意に高かった。MMP-13の発現は,投与の前後に2つの群において検出されなかった。【結論】rhGM-CSFゲルの使用は,熱傷後の創傷治癒を促進し,MMP-1,MMP-2の発現を阻害し,TIMP-1とTIMP-2の発現を促進することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】