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J-GLOBAL ID:201802277735125230   整理番号:18A0996908

幼若発育と成体の体特性は,Papilio memnonにおける雌制限バテシアン模倣多型を制御するdoublesex遺伝子座における遺伝子型間で異なるか? 「模倣のコスト」仮説のためのテスト【JST・京大機械翻訳】

Do juvenile developmental and adult body characteristics differ among genotypes at the doublesex locus that controls female-limited Batesian mimicry polymorphism in Papilio memnon?: A test for the “cost of mimicry” hypothesis
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  ページ: 1-6  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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雌は雄よりも雌の捕食圧が強いので,雌に限定されたBatesian mimicryが進化している可能性があるが,いくつかの生理学的コストは雄における模倣の進化を妨げる可能性がある。Papilio memonにおいて,雌性制限のBatesian模倣多型を有する,2つの対立遺伝子座(dsx)遺伝子座における2つの対立遺伝子は,雌の表現型を厳密に制御する。若年期における模倣遺伝子型に関連する生理学的コストがあるかどうかを調べるために,一定温度(25°C)と2つの異なる日長(LD14:10とLD12:12;後者は,dsx対立遺伝子のヘテロ接合体(Hh)を交配することにより,3つのdsx遺伝子型(HH,Hh,hh)間の成体特性を比較した。すべての蛹は,日長に関係なく休眠なしで直接出現した。出現した個体の遺伝子型頻度は,HH:HH:HHの期待される1:2:1比と一致した。性比は,2つの家族のうちの1つにおいて有意に偏っていたが,他においてはそうではなかった。著者らは,ほとんどの形質に性差があったにもかかわらず,いかなる発生的または成体特性に対しても遺伝子型の影響を見出さなかった。幼生発育時間は雄より雌の方が長く,成長率は高かった。胸部および腹部の蛹重量,前翼長および総乾燥重量は雌でより大きかったが,胸部の質量/腹部質量比は雄でより大きかった。また,成長率は長日より短日で高く,蛹期間が長いことも分かった。全体として,著者らは模倣遺伝子型に関連する生理学的コストに対する証拠を見出さなかった。しかし,異なる遺伝子型の成人を研究していないので,模倣の生理学的コストが,この雌性制限されたBatesian mimicry多型の進化と維持に影響を及ぼさないと結論することは,早すぎている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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動物生理一般 

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