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J-GLOBAL ID:201802277736719294   整理番号:18A0141206

凍結保存された血小板の免疫調節効果:in vitroで変化したBDCA3~+樹状細胞の成熟と活性化【Powered by NICT】

Immunomodulatory effect of cryopreserved platelets: altered BDCA3+ dendritic cell maturation and activation in vitro
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巻: 57  号: 12  ページ: 2878-2887  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0063A  ISSN: 0041-1132  CODEN: TRANAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:血小板の凍結保存(PLT)は供給に関連したロジスティック問題を克服するために,遠隔地に有用であり,シェルフライフを2年に延長することができた。凍結保存中に,血小板の特性を修正した。凍結保存されたPLT(CPP)生成物の変化は,レシピエントの免疫機能の調節と関連しているかどうかは知られていない。CPPへの曝露後の骨髄樹状細胞(mDC)と特殊な血液DC抗原(BDCA)3~+サブセットの免疫プロファイルを特性化することを目的とした。設計と方法:輸血のin vitro全血モデルを用いて,mDCとBDCA3~+DC表面抗原の発現と炎症性メディエーター産生に及ぼすCPPの影響をフローサイトメトリーを用いて調べた。並行して,ポリイノシン酸:ポリシチジル酸(ポリ(I:C))またはリポ多糖類(LPS)は,ウイルスや細菌感染における活性化過程をモデル化するために利用した。【結果】凍結保存血小板はin vitroでmDC応答が有意に変調BDCA3~+DC応答に最小の影響を有していた。CPPの単独での曝露はBDCA3~+DC CD86発現を調節し,インターロイキン(IL)- 8,腫瘍壊死因子(TNF)-α,及びインターフェロン-γ誘導性蛋白質(IP)- 10産生を抑制した。感染関連プロセスの両モデルでは,CPPダウンへの曝露は,CD40,CD80,CD83のBDCA3~+DC発現を調節し,IL-8,IL-12,およびTNF-αのBDCA3~+DC産生を抑制した。CPPsはポリ(I:C)とLPSとIP-10およびIL-6産生の存在下でのCD86発現を抑制した。【結論】凍結保存血小板は免疫抑制であり,感染に関連したプロセスが同時に活性化される時,この影響はもっと明白であり,特にBDCA3~+DCs。これは感染患者におけるCPPの輸血は,障害BDCA3~+DC応答をもたらす可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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感染免疫  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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