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J-GLOBAL ID:201802277770037877   整理番号:18A0289114

脂肪由来幹細胞/間質細胞の静脈内注入は脊髄損傷ラットの機能的回復を改善する【Powered by NICT】

Intravenous infusion of adipose-derived stem/stromal cells improves functional recovery of rats with spinal cord injury
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 839-848  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1781A  ISSN: 1465-3249  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脂肪由来幹細胞/間質細胞(ASC)として知られている多能性細胞を含んでいるため,脂肪組織は,脊髄損傷(SCI)の治療可能性を持っている。本研究では,機能回復への影響を検討するSCIラットにおける静脈内ASC移植を試みた。ASC(2.5 × 10~6)はSCIラットに静脈内注入した後の後肢運動機能を評価した。移植ASCsの分布を調べ,成長因子/サイトカインレベルを測定した。ASCの静脈内移植はSCIラットの機能回復を促進し,脊髄キャビテーションの面積を減少させた。分布研究は,ASCは損傷部位における次第に蓄積することを明らかにしたが,これらの細胞の長期生存は達成されなかった。成長因子のレベルは,ASC移植後の脊髄におけるわずかに増加した。意外なことに,サイトカイン誘導性好中球化学誘引物質(CINC)- 1は,ASC群の脊髄組織および血液中の一時的であるがかなりの増加を示した。CINC-1はin vitroでASCにより分泌され,スポンジ移植分析はCINC-1とASCは,血管新生を誘導することを示した。CINC-1は,SCIラットの機能回復,これはASCと同様に促進した。グリア細胞株由来神経栄養因子の発現は,CINC-1群よりASC群で大きかったが,両方は,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)1/2りん酸化を促進した;Aktリン酸化はASC移植後の脊髄で増加した。著者らの知見は,静脈内移植ASCsは徐々に損傷した脊髄,CINC-1などのサイトカインは,ERK1/2とAktを活性化し,機能回復をもたらすが蓄積することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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