文献

J-GLOBAL ID：201802277770579658   整理番号：18A1580387

p-mTOR/p70S6Kシグナル経路の急性出血壊死型膵炎炎症反応における制御作用【JST・京大機械翻訳】

Regulation effect of p-mTOR/p70S6K signaling pathway in inflammation of acute necrotizing pancreatitis

著者 (2件)： Huang Yangfeng (四川省人民医院,成都,610000) ,  Jiang Wei (四川省人民医院,成都,610000)
資料名： Shandong Yiyao  (Shandong Yiyao)
巻： 58  号： 13  ページ： 17-20  発行年： 2018年 
JST資料番号： C3661A  ISSN： 1002-266X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】急性出血壊死性膵炎(ANP)の炎症反応におけるリン酸化ラパマイシン標的蛋白質(p-mTOR)/リン酸化リボソーム蛋白質S6キナーゼ(p70S6K)シグナル経路の役割を調査する。【方法】96匹の雄のSPFラットを,ANPモデル群,ラパマイシン群およびブランク対照群にランダムに分割した。ANPモデル群は,1mL/kgの5%タウロコール酸ナトリウムを逆行的に注射し,そして,ラパマイシン群には,0.5mg/kgのラパマイシンを腹腔内投与した。空白対照群は薬物を投与しなかった。血清アミラーゼ(AMY),TNF-α,IL-6,およびIL-10の血清中濃度を,それぞれ,3,6,12,24時間,ランダムに8匹のラットから収集し,血清アミラーゼ(AMY),TNF-α,IL-6,およびIL-10のレベルを検出した。膵臓組織を採取し,p-mTORとp70S6Kの蛋白質発現をウェスタンブロット法によって検出し,HE染色によって組織病理学的変化を観察し,アポトーシス指数をTrUNEL法によって測定した。結果:各時点において、ラパマイシン群ラットの血清中のAMY、TNF-αとIL-6レベルはANPモデル群より低く(P<0.01)、IL-10はANPモデル群より高かった(P<0.01)。ラパマイシン群とANPモデル群の各指標は対照群より高かった(P<0.05)。p-mTORとp70S6Kの蛋白質発現は,ラパマイシン群で,ANPモデル群でのそれより低かったが(P<0.01),対照群でより高かった(P<0.05)。ラパマイシン群の膵臓細胞のアポトーシス指数はANPモデル群より低く、空白対照群より高かった(P<0.01)。組織病理学的結果により、ラパマイシン群ラットの膵臓組織病変程度はANPモデル群より軽かった。結論:p-mTOR/p70S6K経路の活性低下はANPラットの炎症反応を改善し、膵臓組織病変を軽減する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 腹腔内投与 ,  *壊死 ,  ラット ,  リン酸化 ,  インターロイキン10 ,  血清 ,  アポトーシス ,  TNFα ,  *膵臓炎 ,  *出血 ,  インターロイキン6 ,  アミラーゼ ,  ウェスタンブロット法 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  酵素阻害剤 ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： 対照群 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： acute necrotizing pancreatitis ,  phosphorylated mammalian target of rapamycin ,  p70 ribosomal protein S6 kinase ,  rapamycin ,  inflammatory cytokines ,  rats

分類 (1件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E)

物質索引 (1件)： ラパマイシン

タイトルに関連する用語 (6件)： p70S6K ,  シグナル経路 ,  出血 ,  壊死 ,  膵炎 ,  炎症反応