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J-GLOBAL ID:201802277880975584   整理番号:18A0733490

メラニン生成阻害メカニズムと美白剤開発 温度感受性チャネルtransient receptor potential melastatin8(TRPM8)はメラニン生成調節に関与する

Transient receptor potential melastatin 8 (TRPM8), a member of temperature sensor, controls melanin synthesis
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巻: 46  号:ページ: 30-36  発行年: 2018年04月15日 
JST資料番号: G0987B  ISSN: 0288-9803  CODEN: FUJAD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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一過性受容体ポテンシャルメラスタチン8(TRPM8)は末梢感覚神経における温度センサのメンバーとして見出される寒冷刺激受容体である。最近,温度センサ以外のTRPM8機能に関する研究が進んでいるが,ヒト皮膚メラニン細胞におけるTRPM8の役割についてはほとんど知られていない。そこで,ヒト皮膚メラニン細胞におけるTRPM8機能とGeranium robertianum L.の効果を調べた。結果として,メラニン合成関連因子のmRNA発現はTRPM8活性化因子により低下した。一方,TRPM8阻害剤は逆効果を発揮した。UVB照射メラニン細胞において,TRPM8活性とmRNA発現は減少し,メラニン合成関連因子のmRNA発現は増加した。さらに,Geranium robertianum L.はTRPM8活性とmRNA発現を増加させ,ヒト皮膚メラニン細胞におけるメラニン合成関連因子のmRNA発現を減少させた。これらの結果に基づくと,TRPM8はメラニン合成に対する抑制機能を有し,UVB照射によるこの機能の低下は皮膚メラニン細胞におけるメラニン合成の加速を誘導すると考えられる。Geranium robertianum L.はTRPM8活性とmRNAレベルを増強したので,メラニンの過剰合成により誘導される色素沈着を予防し,改善する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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化粧品 

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