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J-GLOBAL ID:201802277906340101   整理番号:18A0606724

GSK-3βのAMPK依存性阻害を介してエモジンによる酸素-グルコース欠乏/再灌流障害に対するNrf2仲介性神経保護【Powered by NICT】

Nrf2-mediated neuroprotection against oxygen-glucose deprivation/reperfusion injury by emodin via AMPK-dependent inhibition of GSK-3β
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 525-535  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0332A  ISSN: 0022-3573  CODEN: JPPMAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】著者らの研究は,酸素-グルコース欠乏/再酸素化(OGD/R)に対するエモジンの神経保護特性を検証し,その機構を示した。【方法】ヒト神経SH-SY5Y細胞は,細胞生存性,乳酸デヒドロゲナーゼレベル,アポトーシス細胞死に関連し,生化学的手法を用いた分子の発現,フローサイトメトリーおよびウェスタンブロットアッセイを解析することにより調べた。重要所見:エモジンはSH-SY5Y細胞における神経毒性にOGD/R鉛減少させた。OGD/Rは,切断されたポリADPリボースポリメラーゼ,切断されたカスパーゼ 3,切断されたカスパーゼ-9,p53,p21及びBax蛋白質のレベルを有意に増加させた。しかし,エモジン処理はこれらのOGD/R誘導変化を効果的に阻害した。エモジン処理は,濃度と時間に依存してHO-1とNQO1発現を増加させ,抗酸化応答要素(ARE)転写活性および核Nrf2蓄積を引き起こした。エモジンは,AMPKおよびGSK3βをりん酸化し,AMPK阻害剤による細胞の前処理はエモジン核Nrf2蓄積とHO-1およびNQO1発現を抑制した。AMPK阻害剤処理はGSK3βリン酸化を減少させ,AMPKはGSK3β,Nrf2,HO-1とNQO1の上流であることを示唆した。エモジンの神経保護作用は完全にHO-1,NQO1とNrf2ノックダウンとAMPK阻害剤により阻害され,OGD/Rを受けるエモジンの神経保護効果におけるAMPK/GSK3β/Nrf2/AREの作用を示した。【結論】エモジン処理はAMPK/GSK3β経路を介してNrf2/ARE調節された神経保護を増強することによってOGD/R鉛神経毒性に対する保護,エモジンは,神経変性疾患の治療に有用であることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生薬の薬理の基礎研究  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 
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