抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】リウマチ性関節炎(RA)患者の骨質に及ぼす異なる自己抗体の影響を研究する。方法:2014年1月から2016年12月にかけて治療を受けた108例のRA患者を対象とし、すべての患者に関節痛、関節奇形及び骨破壊の割合を統計し、A、B、C群など3群に分け、その他の患者をD群とした。4組の患者に対して血清学検査とX線放射学検査を行い、それぞれ4組の患者の抗環状シトルリン抗体(抗CCP抗体)陽性率、抗ケラチン抗体(AKA)陽性率及び抗核因子抗体(APF)陽性率を比較した。【結果】すべてのRA患者のうち,27人の患者が関節痛,23人が関節奇形,20人が骨破壊,そして,22人(81.48%)が抗CCP抗体陽性,9人(33.33%)がAKA陽性であった。APFの陽性率は4例(14.81%)であった。Bグループの抗CCP抗体陽性は19例(82.61%)、AKA陽性は15例(65.22%)、APF陽性は9例(39.13%);C群の抗CCP抗体陽性は15例(75.00%),AKA陽性は11例(55.00%),APF陽性は3例(15.00%),D群抗CCP抗体陽性は19例(50.00%),AKA陽性は12例(31.57%)であった。Aグループにおける抗CCP抗体の陽性率は,D群におけるそれより高く(P>0.05),AグループにおけるAKAおよびAPFの陽性率は,D群におけるそれより高かった(13.16%対13.16%,P<0.05)。B群における抗CCP抗体,AKAおよびAPFの陽性率は,D群におけるそれらより高かった。Cグループの抗CCP抗体とAKAの陽性率はD群より高く、C群のAPF陽性率はD群と比較して統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:異なるタイプの自己抗体はRA患者の骨質に対する影響が異なり、その中の抗CCP抗体陽性は骨質に対する影響が比較的小さく、AKA陽性は骨質に対する影響があり、APF陽性は骨質に対する破壊性が最も大きい。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】