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J-GLOBAL ID：201802277992755510   整理番号：18A0232737

半溶融成形法によるAl-Si-Mg系鋳造合金の耐食性

Corrosion resistance of Al-Si-Mg casting alloys produced by semi-solid forming process

著者 (9件)： 岩澤秀 (静岡県工業技術研) ,  大澤洋文 (静岡県工業技術研) ,  大澤洋文 (静岡県) ,  針幸達也 (静岡県工業技術研) ,  長澤正 (静岡県工業技術研) ,  上久保佳則 (浅沼技研) ,  高橋正詞 (浅沼技研) ,  山本健介 (浅沼技研) ,  杉浦泰夫 (浅沼技研)
資料名： 静岡県工業技術研究所研究報告  (Reports of the Industrial Research Institute of Shizuoka Prefecture)
号： 10  ページ： 63-66  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： G0604B  ISSN： 1883-2350  CODEN： SKGKBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・熱処理無しのAl合金及びその製造技術の開発が求められており,Cuは鋳放しのままでAl合金の母相を強化するが,耐食性の劣化が懸念されるためCu添加Al合金の耐食性を評価。
・半溶融成形Al-7%Si-0.5%Mg合金(357合金)及びAl-7%Si-0.5%Mg-2.0%Cu合金(2%Cu合金),ダイカストADC12合金の塩水噴霧試験,X線回折及びミクロ組織観察により耐食性を調査。
・半溶融成形材では,Cuの添加は耐食性を低下させるが,2%Cu合金の耐食性は,同程度のCu量を含有するADC12ダイカスト合金よりも良好。
・半溶融成形材の腐食は,共晶領域での孔発生と連結により進行し,初晶α相は腐食を遅延。

シソーラス用語： チキソキャスト ,  *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  銅添加合金 ,  *合金元素 ,  *耐食性 ,  鋳放し ,  金属間化合物 ,  ダイカスト ,  腐食 ,  塩水噴霧試験 ,  共晶 ,  α相 ,  鋳造組織
準シソーラス用語： A357合金 ,  JISADC12 ,  半溶融成形

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (3件)：

• 「アルミニウム技術便覧」,第1版(カロス出版,東京),軽金属協会 編集,pp.117-134(1985).
• 才川清二他:金型鋳造したAl-10%Si-Mg系鋳物の時効硬化特性に及ぼす離型温度の影響.スマートプロセス学会誌,4(2),115-121(2015).
• 例えばS.K.Chaudhuryら:Effects of Heat Treatment on Microstructure and Mechanical properties of Al-Si-Cu-Mg alloy using a Fluidzed bed Reactor. AFS Transactions, 71 (2), 117-130 (2005).

タイトルに関連する用語 (6件)： 半溶融成形 ,  Al ,  Si ,  Mg ,  鋳造合金 ,  耐食性