抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】超低出生体重児(extremely low birth weight infant/very low birth weight infant)について検討する。それらの成長と発育を評価した。方法:研究対象は2013年1月から2014年6月にかけて湖南省小児病院の新生児集中治療室(neonatal intensive care unit,NICU)で収容治療した退院したELBWI/VLBWI病例である。胎齢40週と矯正年齢1、3、6、12と18カ月にそれぞれ定期的にフォローアップを行い、これらの患児の生長発育指標を測定することで、その生長発育状況を評価した。データを,t検定,順位和検定,χ2検定(またはFisher確率的方法)によって分析した。結果 (1)研究期間中に退院したELBWI/VLBWIは285例で、その中で生存し、フォローアップ資料の完全者は145例(50.9%)、37例(13.0%)は死亡し、103例(36.1%)は失った。フォローアップと追跡調査を行ったELBWI/VLBWIの臨床資料を比較すると、いずれも統計学的有意差が認められなかった(P値>0.05)。(2)頭囲と体重の成長曲線を参照すると、ELBWIとVLBWIの発育遅延の発生率(≦10%の位)は、年齢を3カ月の時に最も高く[それぞれ42.8%(62/145)と40.0%(58/145)]に達し、その後、年齢の増加に伴い低下傾向を示した。修正年齢は,8か月であった。体重と頭囲によって計算された子宮外成長遅延(extrauterine growth retardation、EUGR)の発生率はそれぞれ14.5%(21/145)と31.7%(46/145)であった。(3)EUGRが発生しない患者の性別、胎齢、出生体重、入院時間、酸素治療時間及び合併症の発生率にはいずれも統計学的有意差が認められなかった(P値>0.05)。(4)EUGRを発生した新生児における肺表面活性物質の使用率はEUGRを発生しない新生児より低かった[27.8%(15/54)と53.8%(49/91),x2=9.340,P<0.05]。年齢が12カ月と18カ月の間の精神的運動の発達指数,および8カ月の頭囲と体重の間に有意差は認められなかった(P>0.05)。(5)年齢が8カ月の時に、31.7%(46/145)の乳児の頭囲、14.5%(21/145)の体重≦10%位であった。頭囲≦10%の患児の神経損傷の発生率は頭囲>第10位の者より高かった[67.4%(31/46)と40.4%(40/99)、x2=9.154];頭囲または体重の≦10%の患児の神経障害発生率は頭囲と体重>10%位の患児より高かった[65.5%(36/55)と38.9%(35/90)、x2=9.641](P値<0.05)。【結語】ELBWI/VLBWIの初期のEUGRの発生率は,より高い。成長遅延は年齢の増加に伴い軽減した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】