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J-GLOBAL ID:201802278180884309   整理番号:18A0854108

Lavandula angustifolia花の水-エタノール抽出物の気管平滑筋弛緩効果に関与するムスカリン受容体,一酸化窒素形成およびシクロオキシゲナーゼ経路【JST・京大機械翻訳】

Muscarinic receptors, nitric oxide formation and cyclooxygenase pathway involved in tracheal smooth muscle relaxant effect of hydro-ethanolic extract of Lavandula angustifolia flowers
著者 (6件):
資料名:
巻: 102  ページ: 1221-1228  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Lavandula angustifolia(L.angustifolia)Mill.(一般名Lavender)は,世界中の呼吸障害を含む様々な疾患の治療のための伝統的および民間薬に使用されている。いくつかの組織の平滑筋に及ぼす植物の弛緩効果を以前に示した。本研究は,気管平滑筋に及ぼすL.angustifoliaの弛緩効果における異なる受容体と経路の役割を研究した。L.pangustifolia花(0.5,1,2及び4mg/ml)の水-エタノール抽出物の累積濃度を,アトロピン,クロルフェニラミン,プロプラノロール,ジルチアゼム,グリベンクラミド,インドメタシン,ω-ニトロ-L-アルギニンメチルエステル(L-NAME)及びパパベリンを用いた非プレインキュベーション又はプレインキュベーション組織により前収縮気管平滑筋に添加した。結果は,陽性対照としてテオフィリン(0.2,0.4,0.6と0.8mM),陰性対照として生理食塩水(1ml)と比較した。抽出物はKClとメタコリンにより収縮した非前培養気管平滑筋において濃度依存性弛緩効果を示した(p<0.05~p<0.001)。L.angustifoliaの弛緩効果は,クロルフェニラミン,プロプラノロール,ジルチアゼム,グリベンクラミドおよびパパベリンとの非プレインキュベーションおよびプレインキュベーション組織間で有意差はなかった。しかしながら,L-NAME(p<0.01),インドメタシン(p<0.05~p<0.001)およびアトロピン(p<0.05)を有する前培養組織における2つの高濃度のL.angustifoliaは,非前培養組織より有意に低い弛緩効果を示した。インドメタシンとプレインキュベートした組織におけるL.angustifoliaのEC50値は,非前培養気管より有意に高かった(p<0.05)。KClとメタコリンによる筋収縮に及ぼす抽出物の3つの最初の濃度の影響は,テオフィリンのそれらより有意に低かった(p<0.05からp<0.001)。これらの結果は,テオフィリンの効果よりも低いL.angustifoliaの比較的強力な弛緩効果を示した。気管平滑筋に対するこの植物の弛緩効果の可能な機構は,ムスカリン受容体遮断,シクロオキシゲナーゼ経路の阻害および/または一酸化窒素産生の関与である。その臨床応用はさらなる研究において研究されるべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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消化器作用薬の基礎研究  ,  モノテルペン,セスキテルペン  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  食品の分析  ,  生物科学研究法一般 
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