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J-GLOBAL ID:201802278194703120   整理番号:18A0401181

一酸化炭素放出分子3の全身投与は虚血-再潅流損傷から骨格筋を保護する【Powered by NICT】

Systemic application of carbon monoxide-releasing molecule 3 protects skeletal muscle from ischemia-reperfusion injury
著者 (11件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 1864-1871  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3194A  ISSN: 0741-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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虚血-再潅流(IR)は,急性下肢虚血と筋骨格系外傷の肢と致命的な合併症である。一酸化炭素放出分子(CORM)は,最近,微小血管潅流を保護し,各種の虚血性動物モデルにおける炎症および損傷を抑制することが示されている。本研究の目的は,IR誘導筋損傷の程度に及ぼす水溶性CORM-3の影響を調べることであった。Wistarラットは無作為化なかった三群:シャム(虚血),IR+CORM-3(10mg/kg腹腔内投与),IR+不活性CORM-3(iCORM3;10mg/kg腹腔内投与)した。非流動虚血は2時間の後肢に止血帯適用によっても誘導された;止血帯放出は再潅流相を開始した。CORM-3とiCORM3は駆血帯開放直後に注入した。長指伸筋内微小血管潅流,細胞組織傷害(臭化エチジウムとビスベンズイミド染色),及び炎症性応答(白血球動員)の時間的変化は,再潅流の開始後90分に15分毎に生体内ビデオ顕微鏡を用いて評価した。腫瘍壊死因子-αの全身性レベルも測定した。後肢IRは,(1)非再環流現象とそれに続く微小血管潅流欠損(21%±2%[P<.001]sham群におけるIR対76%±4%で連続的に潅流毛細血管;52%±8%sham群におけるIR対13%±2%で非潅流毛細血管90分再潅流の[P<.001])の漸進的増加により,(2)組織損傷(臭化エチジウムとビスベンズイミド染色90分再潅流の[P<.001]で偽のIR対0.05±0.03年の0.52±0.07),(3)白血球動員(sham群におけるIR対1.8±0.5接着leukocytes/30seconds/1000μm~2における13.7±0.9接着leukocytes/30seconds/1000μm~2 90分再潅流の[P<.001]),および(4)循環腫瘍壊死因子-αレベルの増加をもたらした。CORM-3(iCORM3ではなく)の全身投与はIR関連骨格筋灌流欠損,組織損傷,および炎症性活性化を効果的に低減した。CORM-3は後肢IRの実験モデルにおける強力な保護と抗炎症作用を示し,虚血状態の治療におけるCORMの潜在的な治療応用を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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循環系の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  肝臓 

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