文献
J-GLOBAL ID:201802278259664344   整理番号:18A0645627

子宮内膜間質腫瘍におけるJAZF1遺伝子転座の診断価値を蛍光in situハイブリダイゼーションにより検出した。【JST・京大機械翻訳】

Values of JAZF1 gene rearrangement detected by fluorescence in-situ hybridization in diagnosis of endometrial stromal tumours
著者 (11件):
資料名:
巻: 46  号: 11  ページ: 769-774  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2323A  ISSN: 0529-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法による子宮内膜間質腫瘍の診断と鑑別診断におけるJAZF1遺伝子転座の応用価値を検討する。方法:2008年1月から2016年12月までに病理学的に診断された子宮内膜間質腫瘍患者129例のデータを収集した。低レベル子宮内膜間質肉腫(LG-ESS)105例、高グレード子宮内膜間質肉腫(HG-ESS)21例と未分化子宮肉腫3例を含み、同時に子宮その他の紡錘形細胞腫瘍16例を収集した。JAZF1遺伝子の転座をFISH法によって検出し,JAZF1/JJAZ1融合遺伝子の結果をRT-PCR法によって検出したものと比較した。結果:FISH法により、144例のサンプル(104例のLG-ESSを含む)におけるJAZF1遺伝子の転座状況を成功に検出し、そのうち63例はJAZF1遺伝子転座を検出した。すべての患者において,JAZF1遺伝子転座の全体の陽性率は,60.6%(63/104)であった。異なる組織学的形態をもつLG-ESSにおいて,JAZF1遺伝子転座の陽性率は,以下の通りであった。典型的サブタイプは,69.3%(52/75),子宮内膜間質性節/L-ESS 4/6,平滑筋細胞分化2/10,随伴性索分化4/5,線維芽細胞様変化1/5,横紋筋様分化0/1,神経鞘腫様柵状配列0/1を伴った。LG-ESSの様々な組織学的変異サブタイプにおいて、異なる組織形態学領域の腫瘍細胞は同じ遺伝学的変化があり、いずれもJAZF1遺伝子転座がない。43例のLG-ESSにおいて,1例のFISHは失敗し,3例はRT-PCR法により検出されたが,FISHとRT-PCR法によるJAZF1遺伝子の陽性率はそれぞれ61.9%(26/42)と30.0%(12/40)であった。統計的有意差が認められた(P<0.01)。結論:JAZF1遺伝子転座は相対的に特異的にLG-ESSに発生し、LG-ESSの各種組織学亜型にJAZF1遺伝子転座の陽性率に差異がある。その中で、典型的な形態を持つLG-ESS転座の陽性率が高く、JAZF1遺伝子の検査結果により、子宮内膜間質腫瘍細胞はその特殊な形態変異細胞と同じ起源を有し、単クローン説を支持することが示唆された。FISH法によるJAZF1遺伝子転座の測定は子宮内膜間質腫瘍の診断と鑑別診断において重要な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝学研究法  ,  微生物検査法 

前のページに戻る