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J-GLOBAL ID：201802278349656245   整理番号：18A0334587

黒色腫のクルクミンと治療:マイクロRNAの潜在的役割【Powered by NICT】

Curcumin and treatment of melanoma: The potential role of microRNAs

著者 (3件)： Lelli Diana (Unit of Geriatrics, Department of Medicine, Universita Campus Bio-Medico di Roma, via Alvaro del Portillo 21, 00128 Rome, Italy) ,  Pedone Claudio (Unit of Geriatrics, Department of Medicine, Universita Campus Bio-Medico di Roma, via Alvaro del Portillo 21, 00128 Rome, Italy) ,  Sahebkar Amirhosssein (Biotechnology Research Center, Mashhad University of Medical Sciences, Mashhad, Iran)
資料名： Biomedicine & Pharmacotherapy  (Biomedicine & Pharmacotherapy)
巻： 88  ページ： 832-834  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0845C  ISSN： 0753-3322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 治療が効果を上げている不十分,重大な悪影響を及ぼしburdenedためメラノーマは皮膚癌の最も攻撃的な型であり,その進行期の予後不良により特徴づけられる。マイクロRNA(miRNA)はいくつかの細胞過程に関与する低分子非コードRNAであるは発癌性と腫瘍抑制因子miRNAとして分類される。何種類かのmiRNAは,黒色腫の病因と進行に関与している,サイクリンDを標的とし,細胞周期を調節する腫瘍抑制因子miR let7bなど。クルクミンは,抗癌特性を有するCurcuma longaL.(ウコン)由来の天然化合物,黒色腫でも知られており,ヒトにおいて良く認容されている。クルクミンの薬理学的活性は何種類かの経路の変調,JAK/STAT3などにより仲介される,黒色腫細胞の移動と浸潤を阻害し,これらの細胞のアポトーシスを増強した。クルクミンの低い経口バイオアベイラビリティは,クルクミン類似体の開発,EF24のような,より大きな抗腫瘍効果および代謝安定性をもたらした。クルクミンおよびその類似体の潜在的抗癌活性もmiR21のようなmiRNAの調節,PTEN,PDCD4蛋白質のダウンレギュレーションを介して細胞周期調節とアポトーシスに関与していることにより仲介される。クルクミンは黒色腫の治療における潜在的役割を有しているが,その臨床効果を検討するために,更なる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 薬理学 ,  ダウンレギュレーション ,  アポトーシス ,  細胞周期 ,  皮膚腫瘍 ,  病因 ,  発癌性 ,  抗腫瘍作用 ,  *治療法 ,  ヒト ,  *黒色腫 ,  類似物質 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 腫瘍抑制因子 ,  *マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： クルクミン ,  Melanoma ,  マイクロRNA ,  腫瘍

分類 (3件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 黒色腫 ,  クルクミン ,  治療 ,  マイクロRNA ,  役割