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J-GLOBAL ID：201802278466448481   整理番号：18A0574089

固体電解質のインピーダンス測定に関する研究(第3報)-固体電解質に適したインピーダンス測定システムの実用化に向けた改良-

著者 (3件)： 山本典央 (滋賀県工技総セ) ,  平野真 (滋賀県) ,  中島稔 (クオルテック)
資料名： 滋賀県工業技術総合センター業務報告  (滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場業務報告)
号： 31  ページ： 98-102  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： X0895B  ISSN： 1343-8417  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,液漏れや発火・爆発の心配が無く高い安全性を実現する全固体リチウムイオン二次電池の開発が盛んに行われている。この電池にはセラミック製の固体電解質が用いられており,この固体電解質の評価を行うためには,100MHzまでのインピーダンス測定が必要となり,我々はそれを実現するインピーダンス測定システムVer.1を開発した。本研究では,そのシステムの測定精度および使い勝手をさらに向上させるべく,測定ケーブルを延長することなく測定治具の加熱・冷却を可能にし,また,測定器の校正・補正を制御ソフトウェアから実施可能にする等の改良を行い,これまで困難とされてきた最高100MHzまでのインピーダンス測定をより簡便に,かつ精度良く測定可能にする測定システムVer.2を開発した。(著者抄録)

シソーラス用語： *固体電解質 ,  *電気測定 ,  電池 ,  *リチウムイオン電池 ,  測定精度 ,  周波数 ,  冷却 ,  制御プログラム ,  切換 ,  結合 ,  使用性
準シソーラス用語： *インピーダンス測定 ,  全固体電池 ,  *リチウムイオン二次電池 ,  制御ソフトウェア ,  使い勝手

分類 (3件)： R,L,C,Q,インピーダンス,誘電率の計測法・機器  (AD07030N) ,  燃料電池  (YB04040V) ,  二次電池  (YB04030K)

引用文献 (3件)：

• 山本典央,平野真,中島稔,“固体電解質のインピーダンス測定に関する研究(第2報),”滋賀県工業技術総合センター研究報告,2016
• 山本典央,中島稔,平野真,“固体電解質に適した交流インピーダンス測定治具および測定システムの開発 2,”第57回電池討論会,3G06,2016
• 中島稔,山本典央,平野真,“固体電解質のACインピーダンス測定時の注意点,”全固体電池のイオン伝導度向上技術と材料、製造プロセスの開発,pp.466-475,技術情報協会,2017

タイトルに関連する用語 (4件)： 固体電解質 ,  インピーダンス測定 ,  研究 ,  実用化