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J-GLOBAL ID：201802278592473750   整理番号：18A1357018

地中海西部,Alboran海における最終退氷期の高頻度気候変動:石灰質プランクトン群集からの証拠【JST・京大機械翻訳】

High-frequency climate fluctuations over the last deglaciation in the Alboran Sea, Western Mediterranean: Evidence from calcareous plankton assemblages

著者 (6件)： Bazzicalupo Pietro (Dipartimento di Scienze della Terra e Geoambientali, Universita degli Studi di Bari Aldo Moro, via E. Orabona 4, 70125 Bari, Italy) ,  Maiorano Patrizia (Dipartimento di Scienze della Terra e Geoambientali, Universita degli Studi di Bari Aldo Moro, via E. Orabona 4, 70125 Bari, Italy) ,  Girone Angela (Dipartimento di Scienze della Terra e Geoambientali, Universita degli Studi di Bari Aldo Moro, via E. Orabona 4, 70125 Bari, Italy) ,  Marino Maria (Dipartimento di Scienze della Terra e Geoambientali, Universita degli Studi di Bari Aldo Moro, via E. Orabona 4, 70125 Bari, Italy) ,  Combourieu-Nebout Nathalie (Institut de Paleontologie Humaine, UMR 7194 MNHN, Paris, France) ,  Incarbona Alessandro (Dipartimento di Scienze della Terra e del Mare, Universita di Palermo, via Archirafi 22, 90134 Palermo, Italy)
資料名： Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology  (Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology)
巻： 506  ページ： 226-241  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0621A  ISSN： 0031-0182  CODEN： PPPYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面と地下水の動力学と生産性の変化を再構築するために,20と9kaの間隔に焦点を合わせて,海洋掘削計画サイト976,アルボラン海(西地中海)での石灰質プランクトン群集(ココリソアとプランクトン有孔虫)について高分解能研究を行った。生物学的表面水代理は,非常に詳細な(多重十年スケール)地球化学データセットとコアですでに利用可能な花粉記録を統合し,したがって,完全な古環境/古海洋再構成を提供する。これらの結果は,海の水の特徴の変化を生み出す,スタジアル/インタースタジアル期と高頻度の気候イベントの記録における石灰質プランクトンの感度を強調するものである。Last氷河期の間の風によって誘発された湧昇流と河川流量は,栄養利用可能性と中程度の生産性に好ましかった。Heinrich Stadial 1(HS1)の間,北大西洋における氷山融解からの寒冷および淡水の到着は,調査した全区間の最低値において,生産性を著しく妨げた。石灰質プランクトンの挙動は,HS1が3つの相によって特徴づけられる複合イベントであるという仮説を支持する。すなわち,最も古いSSTによって特徴付けられるHS1a,盆地への極大西洋水流入,および大陸における乾燥気候に向かう最初のステップである。HS1bの記録により,淡水の流入量と土地の干ばつが増加し,HS1cは減少した極性水の流入を示した。Bolling-Alle桿体(BA)は全間隔で生産性の最高速度を示し,有機Rich層1の堆積を伴う。BAココリソフォア群集の間,水理学的条件におけるより高い周波数変化も示し,明らかにグリーンランド・インタースタジアルI(GI-I)の高い変動性と関連している。Younger Dryas Stadial(YD)は,HS1中のような厳しさではなく,土地上の乾燥条件の間の地表水における強化された岩屑入力によって,寒冷および乾燥条件を拒否することによって特徴付けられる。完新世の開始は海洋と大陸の環境の両方で気候の改善を記録するが,ココリソフォアの生産性はBAの間ほど高くない。気候敏感分類群における急速なシフトは,気候相の各相が氷-シート不安定性,Gibraltar海峡に入る融雪水放出,北大西洋偏西風及び水分アベイラビリティの間の強い相互作用により特徴付けられるという仮説を支持し,表面水温,生産性及び土地質量に明らかに影響する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地下水 ,  水温 ,  水分 ,  干ばつ ,  *プランクトン ,  淡水 ,  *海洋 ,  完新世 ,  *気候変動 ,  地球化学 ,  大陸 ,  北大西洋 ,  高分解能 ,  古環境 ,  盆地

著者キーワード (6件)： 古海洋学 ,  古生産性 ,  ODPサイト976 ,  最終氷期/完新世 ,  千年100年規模の気候変動 ,  陸/海相関

分類 (3件)： 中生代  (DE02040V) ,  第三紀  (DE02060R) ,  新生代  (DE03040C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 地中海 ,  海 ,  最終退氷期 ,  頻度 ,  気候変動 ,  プランクトン ,  群集 ,  証拠