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J-GLOBAL ID:201802278609168842   整理番号:18A1356943

メマンチンは嗅球摘出マウスにおいて海馬細胞増殖と神経保護を調節することにより抑鬱様行動を改善する【JST・京大機械翻訳】

Memantine ameliorates depressive-like behaviors by regulating hippocampal cell proliferation and neuroprotection in olfactory bulbectomized mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 137  ページ: 141-155  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らの以前の研究は,非競合的N-メチル-D-アスパラギン酸受容体拮抗剤メマンチン(MEM)が脳モノアミンオキシダーゼを阻害することによりドーパミン(DA)再取り込みとターンオーバーを阻害することを示唆した。臨床研究は,MEMが抑うつ症状を改善する可能性があることを報告した。しかし,この効果の基礎となる特異的機構は不明である。情動行動,尾部懸濁液,強制水泳試験を行い,MEMが欝病の動物モデルである嗅覚球摘出(OBX)マウスにおいて抗うつ効果を有するか否かを調べた。続いて,免疫組織化学により海馬におけるチロシンヒドロキシラーゼ(TH)の分布,変化したミクログリア形態計測および星状細胞および細胞増殖に与えるMEMの影響を検討した。また,ノルエピネフリン(NE),DA,およびそれらの代謝産物のレベルに及ぼすMEMの影響を,高性能液体クロマトグラフィーにより,また,ウェスタンブロット法により海馬における神経栄養,炎症誘発性およびアポトーシス性分子のレベルについて検討した。手術の42日後に,OBXマウスは,モノアミンのレベルの低下,細胞増殖の低下,およびTH,ホスホ(p)-TH(Ser31およびSer40)の低レベル,p-蛋白質キナーゼA(PKA),p-DARPP-32,p-ERK1/2,p-CREB,脳由来神経栄養因子(BDNF),dubleecortin,NeuNおよびBcl-2レベルを示した。対照的に,活性化ミクログリアおよび星状細胞の数およびIba1,GFAP,p-IκB-α,p-NF-κB p65,TNF-α,IL-6,Baxおよび切断カスパーゼ-3のレベルは,海馬において増加した。これらの変化(NEおよびBaxにおけるものを除いて)は,MEMの慢性投与により逆転した。これらの結果は,MEM誘導抗うつ効果がPKA-ERK-CREB-BDF/Bcl-2-カスパーゼ-3経路を介して海馬細胞増殖と神経保護の増強と関連し,DAレベルを増加させることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  神経の基礎医学 
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