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J-GLOBAL ID:201802278610509453   整理番号:18A0346016

メトトレキサート抗癌剤の制御放出のための磁気およびpH応答性κ-カラジーナン/キトサン複合体【Powered by NICT】

Magnetic- and pH-responsive κ-carrageenan/chitosan complexes for controlled release of methotrexate anticancer drug
著者 (4件):
資料名:
巻: 97  ページ: 209-217  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,κ-カラジーナン/キトサン複合体を用いたメトトレキセートの緑色担体を開発することであった。磁気Fe_3O_4ナノ粒子を初めてin situ法によるκ-カラジーナンの存在下で合成した。,得られた磁気κ-カラジーナンしたポリカチオンキトサン生体高分子を用いて架橋した。ヒドロゲルの物理的性質と構造特性をFTIR,XRD,SEM,TEM,TGA,VSM技術により調べた。ヒドロゲルのpH依存性膨潤挙動を種々の緩衝溶液中で調べた。調製した全てのヒドロゲルは塩基性溶液中での高い膨潤能を示した。マグネタイトナノ粒子κ-カラジーナン/キトサン複合体への導入は,磁性ヒドロゲルの膨潤能力に有意な影響を及ぼした,ヒドロゲルの吸水性はマグネタイト含有量とともに減少した。抗癌およびモデル薬物としてメトトレキセートはヒドロゲルに負荷し,放出プロファイルは,pH=7.4と5.3で調べた。メトトレキサートカプセル化効率は,磁鉄鉱とキトサン含有量の増加と共に増加した。結果は,磁性ヒドロゲルからのメトトレキセートの放出はpH=7.4で高い放出量とpH依存性であることを示した。放出プロフィールをPeppasの経験的モデルにより分析し,ヒドロゲルからの薬物放出は両pHでFick型拡散機構に従った。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材 
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