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J-GLOBAL ID:201802278660387358   整理番号:18A0601719

Tagish Lake型炭素質コンドライト,WIS91600及びMET00432のコンドルールのかんらん石と孤立したフォルステライト及びかんらん石粒子の酸素同位体システマティクスから推定される外小惑星帯での酸素同位体リザーバー

Oxygen isotope reservoirs in the outer asteroid belt inferred from oxygen isotope systematics of chondrule olivines and isolated forsterite and olivine grains in Tagish Lake-type carbonaceous chondrites, WIS 91600 and MET 00432
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  ページ: 29-38  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小惑星帯の外側領域のコンドルール形成環境の酸素同位体比と酸化還元条件を理解するために,外部小惑星帯に位置するD型小惑星から生じたと考えられているWIS91600およびMET00432炭素質コンドライトのコンドルール中のかんらん石粒子,孤立したフォルステライト及びかんらん石の主要元素濃度と酸素同位体比を分析した。個々のコンドルールと孤立した粒子の酸素同位体比は,炭素質コンドライト無水鉱物(CCAM)及び原始コンドルール鉱物(PCM)ラインに沿ってδ<sup>18</sup>Oが-9.9‰から9.1‰までの大きな変動を示す。測定した対象試料のΔ<sup>17</sup>O(=δ<sup>17</sup>O-0.52×δ<sup>18</sup>O)値はMg#の減少とともに増加する,すなわちFeOの少ない試料(Mg#>90;タイプIコンドルールと孤立したフォルステライト)は主に約-6‰のΔ<sup>17</sup>O値を持ち,FeOに富む試料(Mg#<90;タイプIIコンドルールと孤立したかんらん石)は-3‰から+2‰の範囲のΔ<sup>17</sup>O値を有していた。同様の傾向はWild2すい星及びCRコンドライトのコンドルールからの苦鉄質ケイ酸塩粒子で観察され,特にFeOに富む対象試料に関してはΔ<sup>17</sup>O値が-3‰から+2‰の範囲にある。FeOに富む対象物質が小惑星帯の外側領域で形成され,Wild2彗星が形成された太陽系星雲の外側領域に輸送されたことが示唆された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
流星,すい星,いん石 

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