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J-GLOBAL ID:201802278663068429   整理番号:18A1153439

チュニジアのRosmarinus officinalis L.精油の癌細胞に対する化学組成,抗生物膜活性および潜在的細胞毒性効果【JST・京大機械翻訳】

Chemical composition, anti-biofilm activity and potential cytotoxic effect on cancer cells of Rosmarinus officinalis L. essential oil from Tunisia
著者 (4件):
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巻: 16  号:ページ: 190  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ローズマリーとして一般的に知られているチュニジアからのRosmarinus officinalis L.は,その薬用使用と芳香値にとってかなり重要である。本研究の目的は,Rosmarinus officinalis精油(ROEO)の化学組成を調べ,バイオフィルム形成細菌に対するその抗生物質膜活性と癌細胞株に対するその抗癌活性を評価することであった。【方法】Rosmarinus officinalis精油(ROEO)の化学組成をGC-MSによって分析し,その抗菌活性をミクロ希釈法によって評価した。ROEOの抗膜活性をクリスタルバイオレット試験を用いて評価し,細胞毒性活性をMTTアッセイにより測定した。【結果】本研究において,36の化合物を,GC-MS分析を用いてROEOにおいて同定した。主成分は,1,8-シネオール(23.56%),カンフェン(12.78%),カンファー(12.55%)およびβ-ピネン(12.3%)であった。ROEOの抗菌活性をミクロ希釈法により評価した。油は,黄色ぶどう球菌ATCC9144およびStaphylococcus epidermidis S61の2つの菌株に対して阻害および殺菌効果を示した。S.aureusおよびS.epidermidisに対して得られた最小阻害濃度(MIC)はそれぞれ1.25~2.5および0.312~0.625μL ml-1の範囲であり,最小殺菌濃度(MBC)はそれぞれ5および2.5μl ml-1のオーダーであった。さらに,この油は25μl ml-1の濃度で57%以上のS.epidermidis生物膜阻害を示した。確立されたバイオフィルムの67%の根絶はROEOの50μl ml-1の濃度で観察されたが,25μl ml-1の用量では前処理されたバイオフィルムの38%しか除去されなかった。ROEOはHelaおよびMCF-7細胞の増殖を強く阻害し,IC50値はそれぞれ0.011および0.253μl ml-1であった。【結論】著者らの結果は,ROEOが,微生物による感染または癌細胞の増殖に関連する疾患の治療において,潜在的役割を持つことができることを示す。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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精油,香料  ,  食品の化学・栄養価 
引用文献 (59件):
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