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J-GLOBAL ID:201802278758271565   整理番号:18A1300584

細菌と赤血球における膜機能によるポルフィリン誘導光不活性化の構造活性相関【JST・京大機械翻訳】

Structure-activity relationship of porphyrin-induced photoinactivation with membrane function in bacteria and erythrocytes
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 954-963  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1641A  ISSN: 1474-9092  CODEN: PPSHCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細菌および赤血球における膜機能の光不活性化とポルフィリンの構造活性相関を解析した。試験したポルフィリンはプロトポルフィリン(PP),メソポルフィリン(MP),重水素ポルフィリン(DP),ヘマトポポルフィリン(HP),コプロポルフィリン(CP)及びウロポルフィリン(UP)で,ヘマトポルフィリン誘導体(HPD)及びフォトフリン(PF)と共に試験した。これらのポルフィリンは,呼吸抑制およびK+漏出の程度に依存して黄色ぶどう球菌細胞の膜電位を消散させた。細菌膜の機能不全は数分以内に起こり,PP~MP>DP>HPD≫HP>PF>CP~UPの順であった。ウシ赤血球については,これらのポルフィリンはK+の漏出を誘導し,赤血球膜の外層に位置する酵素アセチルコリンエステラーゼの阻害を細菌で観察されたものと同じ順序で誘導した。高濃度のPP,MP,DPおよびHPDにおいて,溶血(ヘモグロビンの遊離による赤血球の溶解)も誘導された。膜機能の光不活性化の程度は,ウシ赤血球におけるポルフィリン誘導形態変化と密接に関連し,細胞質膜の外層におけるポルフィリン量の指標である通常のディスコイドから形成された形態を形成することを見出した。さらに,形態変化の程度は,ポルフィリンのオクタノール/水分配係数と関連していた。これらの結果は,細胞質膜の外層に位置するポルフィリンが光照射により細胞膜機能を不活性化し,ポルフィリンによる光不活性化の強度が細胞膜への親和性に依存することを強く支持した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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滅菌法  ,  赤血球  ,  光化学反応  ,  微生物の生化学 
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