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J-GLOBAL ID:201802278837681490   整理番号:18A0271493

多能性幹細胞由来肝細胞および心筋細胞においてMTTP活性の欠如は,アポB分泌とは細胞ストレスを消失させる【Powered by NICT】

Lack of MTTP Activity in Pluripotent Stem Cell-Derived Hepatocytes and Cardiomyocytes Abolishes apoB Secretion and Increases Cell Stress
著者 (26件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1456-1466  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3124A  ISSN: 2211-1247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無βリポ蛋白血症(ABL)はミクロソームトリグリセリド輸送蛋白質(MTTP)の変異に起因するリポ蛋白質代謝の遺伝性疾患である。肝臓と腸での発現に加えて,MTTPは心筋細胞で発現しており,心筋症はいくつかのABL症例で報告されている。ミスセンス変異(MTTP~R46G)に関しホモ接合体であるABL患者から生成された誘導多能性幹細胞(iPSC)を用いて,ヒト肝細胞および心筋細胞はABL病に関連する欠陥,アポリポ蛋白質B(apoB)分泌の損失と脂質の細胞内蓄積を示すことが分かった。MTTP~R46G iPSC由来心筋細胞はアポBを分泌できず,細胞内脂質を蓄積し,細胞死の増加を示し,MTTP機能の喪失による脂質代謝中の固有欠陥を示唆した。重要なことに,これらの表現型はCRISPR/Cas9遺伝子編集によるMTTP~R46G変異の修正後に逆転した。まとめると,これらのデータは,iPSC由来肝細胞および不足している心筋細胞MTTP活性における明確な細胞性欠陥,上昇した脂質に応答して心筋細胞特異的調節されるストレスを含むことを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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