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J-GLOBAL ID:201802278926120140   整理番号:18A0458821

GC-MSと組合せたフェニル化前処理による海水および工場廃水中のアルキル水銀の簡便およびロバスト定量法

A Simple and Robust Method for Determination of Alkylmercury in Seawater and Industrial Wastewater by Phenylation Pretreatment Combined with GC-MS
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 227-233(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海水および工場廃水中のメチル水銀(MeHg)およびエチル水銀(EtHg)を定量するために,フェニル化および溶媒抽出ならびにその後のGC-MS測定に基づく簡便およびロバスト分析方法を開発した。水中でテトラフェニルホウ酸ナトリウムによってアルキル水銀化合物を直接フェニル化し,トルエンによって抽出した。純水中でのMeHgとEtHgの検出限界はそれぞれ53.3および33.5ngHgL-1であり,日本水質環境基準(EQSJ)値0.5μgHgL-1のほぼ1/10であった。EQSJの1~4倍の濃度では,光学レンズ工場の処理済廃水からのEtHgを除き,海水および4種の工場廃水からのアルキル水銀化合物の回収率は十分であった(>90%)。逆に,処理済廃水からのEtHgの低い回収率(75.4±4.7%)はEtHgが無機水銀に迅速に分解したためであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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抽出  ,  水中の汚染物質の物理分析  ,  水銀とその化合物 
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