文献

J-GLOBAL ID：201802278952055243   整理番号：18A1860521

フッ化ナトリウムはTm3Leydig細胞におけるステロイド産生経路に影響することによりテストステロン生合成を破壊する【JST・京大機械翻訳】

Sodium fluoride disrupts testosterone biosynthesis by affecting the steroidogenic pathway in TM3 Leydig cells

著者 (3件)： Orta Yilmaz Banu (Department of Biology, Faculty of Science, Istanbul University, Istanbul, Turkey) ,  Korkut Ahu (Department of Obstetrics and Gynaecology, Isparta City Hospital, Isparta, Turkey) ,  Erkan Melike (Department of Biology, Faculty of Science, Istanbul University, Istanbul, Turkey)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 212  ページ： 447-455  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フッ素は,ヒトと動物が水,食品,空気および歯科衛生に使用される製品を通して曝露される必須微量元素である。多くの研究は,精巣機能と稔性に及ぼすフッ化物の有害な影響を報告した。しかしながら,テストステロン生合成の基礎となる機構は不明のままである。本研究では,精巣におけるステロイドホルモンの産生と調節に関与する一次細胞であるLeydig細胞を用いて,ステロイド生成経路に及ぼすフッ化ナトリウムの影響を誘発した。Leydig細胞を,それぞれ0,0.1,1,10および100mg/Lのフッ化ナトリウムで24時間処理した。本研究の結果は,フッ化ナトリウムが細胞生存率と細胞増殖を有意に減少させ,細胞の細胞毒性を増加させ,テストステロンと3′,5′-環状アデノシン一リン酸レベルを濃度依存的に減少させることを示した。また,これらの結果は,NaFが転写因子(ステロイド産生因子-1,GATA結合蛋白質-4,神経成長因子IBおよび核受容体サブファミリー0群Bメンバー1)のmRNA発現レベルを変化させることにより,ステロイド産生遺伝子(ステロイド産生急性調節蛋白質,コレステロール側鎖切断酵素,3β-ヒドロキシデヒドロゲナーゼI型および17β-ヒドロキシデヒドロゲナーゼ)および蛋白質(黄体形成ホルモン受容体,コレステロール側鎖切断酵素,3β-ヒドロキシデヒドロゲナーゼ)の発現を抑制することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *フッ化ナトリウム ,  転写因子 ,  細胞毒性 ,  遺伝子 ,  *生合成 ,  *ステロイド産生 ,  ヒト ,  *Leydig細胞 ,  男性ホルモン ,  細胞増殖 ,  食品 ,  タンパク質 ,  精巣 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： mRNA発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フッ化物 ,  Leydig細胞 ,  ステロイド生成 ,  テストステロン生合成 ,  雄性ホルモン

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： テストステロン

タイトルに関連する用語 (6件)： フッ化ナトリウム ,  ステロイド産生 ,  経路 ,  テストステロン ,  生合成 ,  破壊