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J-GLOBAL ID:201802279148987455   整理番号:18A0666246

里山広葉樹林の新たな育成管理技術の開発

著者 (3件):
資料名:
号: 25  ページ: 1-18  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: L2735A  ISSN: 1881-5502  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広葉樹二次林が持つ多面的機能の高度発揮に向け,その生態的特性を考慮した管理技術を開発するため,民有林を対象として調査を実施した。林分構成樹種は平均14樹種で,このうち高木層の形成は5樹種であった。胸高断面積による林分の最優占樹種はコナラ,ミズナラ,クリが圧倒的に多く,この3樹種で全調査地の9割以上を占めた。上層木平均胸高直径は,上層樹高,立木密度,林分材積等との対応関係が認められたことから,二次林の構造や資源量を推定する指標として有効と考えられた。林分材積は,既存の収穫表を上回っており,現状に対応した収穫表の再調製が必要と考えられた。主要樹種であるコナラとミズナラについて,個体ベースで,胸高直径,樹高,枝下高を測定し,相互の関係を解析した。胸高直径あたりの樹高成長は,コナラがミズナラを上回り,成長速度は相対的にコナラが優れていた。いずれの樹種も,胸高直径に応じた枝下高の上限が認められ,個体の維持や成長のためには,相応の樹冠量が必要と考えられた。これら林分,個体ベースの調査結果を基に,広葉樹二次林における木材生産機能,山地災害防止機能及び保健文化機能の発揮に向けた目標林型と育成管理技術を提案した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林経営・経理  ,  森林生物学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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