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J-GLOBAL ID：201802279212377143   整理番号：18A0661690

一般廃棄物を原料とするバイオコークスの試作とシャフト炉燃焼実証試験

A Trial Production of Bio-coke with General Waste and its Verification Combustion Test by Real Shaft Furnace

著者 (3件)： 中武靖仁 (久留米工高専) ,  水野諭 (近畿大 バイオコークス研) ,  井田民男 (近畿大 バイオコークス研)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 7  号： 2  ページ： 46-50  発行年： 2018年03月20日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオコークス(BIC)の製造プロセスは,ごみ由来燃料(RDF)のそれに類似している。製造プロセスは,主に破砕,乾燥と固化を含む。BICはRDFと比較して,高い比重と最大圧縮強さを保有するため,輸送,長期貯蔵,安全性に優れている。従って,家庭廃棄物からのバイオ燃料としてのBICを作るため,RDFを粉砕し,水分と加熱温度の種々の条件下でBICを構築した。圧縮強度試験と燃焼実験を行い,一般廃棄物からのBICの量産化を検討した。その結果,一般廃棄物由来のBICは,含水率12%,加熱温度140°Cの条件下,石炭コークスの代替燃料となり得ることが分かった。最後に,実際のシャフト炉で,一般廃棄物由来のBICによる群燃焼速度を測定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *バイオマス ,  *固体燃料 ,  *コークス ,  *廃棄物 ,  *シャフト炉 ,  燃焼試験 ,  家庭ごみ ,  燃焼特性 ,  生物燃料 ,  代替燃料 ,  廃棄物燃料 ,  含水量 ,  加熱温度 ,  着火遅れ ,  比重 ,  圧縮強さ
準シソーラス用語： RDF【燃料】 ,  チャー燃焼時間 ,  *バイオコークス ,  *一般廃棄物 ,  重量収率 ,  着火遅れ時間 ,  有炎燃焼時間

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  その他の鉄鋼原料  (WD01034J)

引用文献 (9件)：

• 西日本新聞経済電子版http://qbiz.jp/article/97781/1/, 10 January 2018.
• 毎日新聞電子版https://mainichi.jp/articles/ 20170421/ ddl/k40/010/533000c, 10 January 2018.
• 環境省 廃棄物・リサイクル対策報告書、ごみ固形燃料適正管理検討会報告書、ごみ固形燃料の適正管理方策について、平成15 年12 月25 日、https://www.env.go.jp/ recycle/report/h15-01/all.pdf, 10 January 2018.
• 井田民男:次世代バイオ固形燃料・バイオコークスの開発と実用化、ペトロテック、35(2012)35-39.
• 大橋憲、笹内謙一、水野諭、井田民男、山西弘城:バイオコークス技術を用いた震災除染物の減容化と復興への導入研究、スマートプロセス学会誌、5-3(2016)185-190.

タイトルに関連する用語 (7件)： 一般廃棄物 ,  原料 ,  バイオコークス ,  試作 ,  シャフト ,  燃焼 ,  実証試験