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J-GLOBAL ID：201802279305573193   整理番号：18A0311217

ブレンステッド塩基触媒による[1,2]-ホスファ-ブルック転位を利用した新たな分子変換反応

Novel Transformations Utilizing [1,2]-Phospha-Brook Rearrangement Under Bronsted Base Catalysis

著者 (2件)： 近藤梓 (東北大 大学院理学研究科 巨大分子解析研究セ) ,  寺田眞浩 (東北大 大学院理学研究科)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 76  号： 2  ページ： 151-163  発行年： 2018年02月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・[1,2]-ホスファ-Brook転位は,α位にホスホノ基を有するアルコキシドにおいて,ホスホノ基が炭素から酸素へ[1,2]移動し,α-酸素化カルバニオンを生成する転位反応。
・[1,2]-ホスファ-Brook転位を利用してカルバニオンを生成させ,Broensted塩基触媒による新規の分子変換反応を研究。
・アミド/エステルエノラート,およびホモエノラート等価体などのカルバニオンの接触的付加反応を研究。
・プロパルギルアニオンの生成,つづく位置選択的プロトン化を経由する,官能化アレンの合成法の開発。
・入手した官能化アレンの環化異性化による,2-アミノフラン誘導体,およびインドリジン誘導体の合成。
・[2,3]-Wittig転位,およびエノラートの酸化を組み合わせた,連続転位反応を開発。

シソーラス用語： 化学合成 ,  塩基触媒反応 ,  *転位反応 ,  逐次反応 ,  反転 ,  C-C結合 ,  酸素複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  *カルバニオン ,  付加反応 ,  プロトン化 ,  異性化 ,  環化反応 ,  Wittig転位 ,  有機リン化合物 ,  *リン酸素酸 ,  芳香族ケトン ,  エノン
準シソーラス用語： Broensted塩基 ,  *Brook転位 ,  C-C結合形成 ,  インドリジン誘導体 ,  タンデム反応 ,  フラン誘導体 ,  *リン酸エステル ,  環化異性化 ,  極性反転

分類 (2件)： 有機りん化合物  (CF08040N) ,  触媒反応一般  (CB06080F)

物質索引 (19件)： (αR,βS)-α-フェニル-α-[(ジエトキシホスフィニル)オキシ]-β-[(p-トリルスルホニル)アミノ]ベンゼンプロピオン酸ベンジル ,  (αS,βR)-α-フェニル-α-[(ジエトキシホスフィニル)オキシ]-β-(ニトロメチル)ベンゼンプロピオン酸ベンジル ,  1-(2-ピリジル)-2-ヘプチン-1-オン ,  10-[α-[(ジイソプロポキシホスフィニル)オキシ]-4-ニトロベンジル]フェナントレン-9-カルボン酸エチル ,  N-[ビス(ジメチルアミノ)[[トリス(ジメチルアミノ)ホスホラニリデン]アミノ]ホスホラニリデン]-tert-ブチルアミン ,  N-ベンジリデン-p-トルエンスルホンアミド ,  N-ベンジル-N-(2-エチニルフェニル)-α-オキソ-4-メトキシベンゼンアセトアミド ,  N-ベンジル-N-フェニル-2-オキソ-3-オクチンアミド ,  α-オキソ-2′-[(4-ニトロフェニル)エチニル]-1,1′-ビフェニル-2-酢酸エチル ,  α-オキソベンゼン酢酸ベンジル ,  β-ニトロスチレン ,  カルコン ,  ホスホン酸ジエチル ,  りん酸ジエチル[(1Z,3R,4S)-1,3,4,6-テトラフェニル-6-オキソ-1-ヘキセニル] ,  りん酸ジエチル[(1-ベンジル-2-オキソ-3-フェニル-1,2-ジヒドロキノリン-4-イル)メチル] ,  りん酸ジエチル[1-(フェニルベンジルカルバモイル)-1,2-ヘプタジエニル] ,  りん酸ジエチル[1-ベンジル-2-オキソ-3-(4-メトキシフェニル)-4-メチレン-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-3-イル] ,  りん酸ジエチル[2-(フェニルベンジルアミノ)-5-ブチル-3-フラニル] ,  りん酸ジエチル[3-ブチルインドリジン-1-イル]

タイトルに関連する用語 (5件)： ブレンステッド塩基 ,  触媒 ,  ブルック転位 ,  分子 ,  変換反応