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J-GLOBAL ID:201802279307784167   整理番号:18A0109454

Fe2+梯子状化合物Sr2Fe3Ch2O3(Ch=S,Se)の逐次相転移

Successive Phase Transitions in Fe2+ Ladder Compounds Sr2Fe3Ch2O3 (Ch = S, Se)
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資料名:
巻: 56  号: 20  ページ: 12606-12614  発行年: 2017年10月16日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フラックス法と固相反応法を用い,単結晶と多結晶のSr2Fe3Ch2O3(Ch=S,Se)を合成した。単結晶および粉末X線回折の精密化により,Sr2Fe3Ch2O3は最近発見されたハイブリッドスピン-梯子化合物Sr2Co3S2O3と同じ構造を示した。しかし,Sr2Fe3Ch2O3はCo同等物に比べ様々な磁気的性質を持っていた。磁気測定,比熱容量,Moessbauer分光法を用い,各化合物の三つの逐次相転移を証明した。Ch=Seの梯子化合物は,相対的に低い磁場でスピンフロップ転移が起こった。二つの化合物は同様の結晶構造であったが,複雑で若干異なる反強磁性スピン整列を示した。ネックレス梯子スピンよりも高い温度で二脚スピン整列を示したが,ふたつの磁気格子は互いに影響を及ぼし,逐次相転移をもたらした。これらの複雑な挙動はハイブリッドスピン梯子内の競争磁気相互作用の影響を示すもう一つの例を示した。
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分類 (2件):
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固相転移  ,  酸化物結晶の磁性 
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