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J-GLOBAL ID：201802279386787024   整理番号：18A0580198

マウスにおけるメマンチンの精神異常発現様行動効果【Powered by NICT】

Psychotomimetic-like behavioral effects of memantine in the mouse

著者 (9件)： Kitanaka Nobue (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Kitanaka Junichi (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Hall F. Scott (Department of Pharmacology and Experimental Therapeutics, College of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences, University of Toledo, Toledo, OH 43614, USA) ,  Kubota Yoshiro (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Mimura Yumi (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Ogura Sayaka (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Okada Yukiya (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan) ,  Uhl George R. (New Mexico VA Healthcare System/BRINM, Albuquerque, NM 87108, USA) ,  Takemura Motohiko (Department of Pharmacology, Hyogo College of Medicine, Hyogo 663-8501, Japan)
資料名： Biomedicine & Pharmacotherapy  (Biomedicine & Pharmacotherapy)
巻： 100  ページ： 116-123  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0845C  ISSN： 0753-3322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタミン酸作動性N メチル d アスパルタート(NMDA)受容体きっ抗薬,メマンチン(1-アミノ-3,5-ジメチルアダマンタン)によるマウスの単回投与は濃度および時間依存的に常同行動を誘導した。常同症の主要な行動的成分は持続性運動を伴った連続,誇張された吸引した。とは対照的に,覚醒剤メタンフェタミン(METH)は主に常同こう合およびその他の強い定常常同症的行動を誘導した。メマンチン誘導常同化した臭いをかぐはハロペリドール,ドーパミンD_2受容体きっ抗薬を用いた前処理により用量依存性で緩和した。メマンチン誘導常同化した臭いをかぐもベタヒスチン(2-[2-(メチルアミノ)エチル]ピリジン),ヒスタミンターンオーバーを増加させ,脳におけるヒスタミンを放出する剤前処理により抑制された。これらの観察は,メマンチンはMETHのそれらといくぶん異なる神経機構を介して常同症を誘導するが,ある程度に重なっていたかもしれないことを示唆する,メマンチン誘発常同症はMETH誘発常同症を抑制する機構により減らすことができるからである。重要なことに,これらのデータは,メマンチンの効果はMETHのそれよりも側坐核を含む腹側線条体に制限される可能性があることを示唆し,これは高用量で背側線条体刺激と関連している。メマンチンもこれらの薬物の治療用途のための重要な意味を持つかもしれない区画(すなわち脳分布)と他のNMDA受容体きっ抗薬のそれとは異なる神経メカニズムのような薬理学的性質,ケタミンのような,を持つ可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 受容体 ,  常同症 ,  NMDA拮抗薬 ,  *精神障害 ,  神経伝達 ,  前処理 ,  側坐核 ,  単回投与 ,  薬理学 ,  神経系作用薬 ,  中枢神経系作用薬 ,  中枢抑制薬 ,  大脳基底核 ,  芳香族塩素化合物 ,  脂環式ケトン ,  第二アミン ,  窒素複素環化合物 ,  オータコイド ,  第一アミン ,  芳香族ケトン ,  芳香族フッ素化合物 ,  ドーパミン拮抗薬 ,  ヒドロキシ化合物 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  脂環式化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： 用量依存性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： メマンチン ,  常同行動 ,  スニッフィング ,  運動高進 ,  ドーパミンD_2受容体 ,  ヒスタミン作動性神経伝達

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

物質索引 (5件)： ケタミン ,  ヒスタミン ,  ハロペリドール ,  グルタミン酸 ,  メマンチン

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  メマンチン ,  精神異常 ,  発現 ,  行動