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J-GLOBAL ID：201802279412733816   整理番号：18A0623814

源マーカーとしての金属を用いたバルト海大気中のPCDD/Fsの発生源の追跡【Powered by NICT】

Tracing the sources of PCDD/Fs in Baltic Sea air by using metals as source markers

著者 (4件)： Assefa Anteneh (Dept. of Aquatic Sciences and Assessment, Swedish University of Agricultural Sciences (SLU), Uppsala, SE-750 07, Sweden. [e-mail]) ,  Tysklind Mats ,  Klanova Jana ,  Wiberg Karin
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 20  号： 3  ページ： 544-552  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気はバルト海環境中のポリクロロジベンゾ-p-ジオキシンとジベンゾフラン(PCDD/Fs)の主要な寄与因子である。本研究では,空気中のPCDD/Fsの重要な排出源のマーカーとしての金属と共にPCDD/Fsを使用することの可能性を検討した。PCDD/F同族体(n=17),他の難分解性有機汚染物質(n=8)と金属(n=16)の大気濃度はバルト海沿岸近くに位置する農村フィールドステーション(Aspvreten,スウェーデン)の高容積試料採取器を用いて夏と冬の空気中で測定した。冬に,PCDD/Fレベルは大部分がPCDFsの割合が増すために夏よりも20倍高かった(5.1±5.8fg毒性当量(TEQ)m~ 3と0.26±0.18fg TEQ m~ 3)。PCDD/Fsレベルの増加は,主に南(S)と東部(E)の方位から移動した気団中で顕著であった。種々の大気排出汚染源タイプを反映するために採取したオウシュウアカマツ(Pinus sylvestris)針葉中の金属濃度の主成分分析(PCA)は,PCDD/Fsの選択された既知大気放出源の潜在的マーカー金属を同定し,候補汚染源タイプのなかで位置を占めるのに役立った。褐炭燃焼,家庭燃焼と重油燃焼はバルト海大気中のPCDD/Fsの大部分を寄与する汚染源タイプであるように見えた。電流研究は,空気中のPCDD/Fsの発生源追跡,PCDD/Fsと金属源マーカーの季節的及び空間的パターンから統合指標は微量とランク源に用いたが成功したアプローチを実証した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： スウェーデン王国 ,  農村 ,  気団 ,  主成分分析 ,  汚染源 ,  オウシュウアカマツ ,  *バルト海 ,  沿岸 ,  重油燃焼
準シソーラス用語： 針葉 ,  毒性当量 ,  PCDFs ,  *ポリ塩化ジベンゾジオキシン・フラン ,  排出源 ,  *発生源 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (6件)： マーカー ,  バルト海 ,  大気中 ,  PCDD ,  発生源 ,  追跡