文献
J-GLOBAL ID:201802279445744725   整理番号:18A0349051

シグレック8誘導細胞内活性酸素種産生の調節とSrcファミリーキナーゼによる好酸球細胞死【Powered by NICT】

Regulation of Siglec-8-induced intracellular reactive oxygen species production and eosinophil cell death by Src family kinases
著者 (5件):
資料名:
巻: 222  号:ページ: 343-349  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1632A  ISSN: 0171-2985  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
その連結は活性酸素種(ROS)形成と細胞死を誘導するSiglec-8はヒト好酸球上に発現した主に表面受容体である。Siglec-8は細胞内チロシンベースのモチーフを有しているので,著者らはSrcファミリーキナーゼ(SFK)はSiglec-8の関与によって誘導されたROS形成と細胞死に関与しているという仮説を立てた。ヒト末梢血好酸球は抗シグレック8モノクローナル抗体(mAb,アゴニスト),IL-5,及びSFK薬理学的阻害剤を精製し,培養した。は調節された壊死型細胞死をもたらす短期IL 5活性化細胞におけるSiglec-8細胞死に焦点を当てた。ROS産生はジヒドロローダミン(DHR)123標識およびフローサイトメトリーにより,またはアンプレックスレッドを用いた化学ルミネセンスにより測定した。SFKの活性化はphospholuminexとウェスタンブロット法を用いて測定した。ROS産生の細胞内局在を決定するために,筆者らは,細胞内と細胞外ROSを測定した。ETosis刺激(カルシウムイオノホアA23187)は細胞外ROS(ecROS)生産をもたらしたが,短期IL-5活性化された細胞におけるシグレック8の関与は細胞内ROS(icROS)蓄積をもたらした。一貫して,カタラーゼによる細胞外ROSの阻害はETosis,IL-5プライムSiglec-8細胞死を阻害した。Siglec-8のシグナル伝達イベントを決定するために,ウェスタンブロット法を行い,抗シグレック8mAb±IL-5で刺激された好酸球からの溶解物におけるSFKのリン酸化を見出した。SFKが関与し同定するために,著者らはphospholuminexアッセイを用い,IL-5単独で刺激した細胞と比較して,3時間の抗Siglec8とIL-5による同時刺激した細胞の細胞質画分におけるリン酸化Fgrのレベル増加を認めた。ROS産生および細胞死におけるSFKの関与を試験するために,著者らは,SFK阻害剤PP2とダサチニブの抗Siglec-8およびIL-5共刺激によって誘発された好酸球ROS産生および細胞死を完全に阻害したを使用した。短期IL 5活性化好酸球におけるSiglec-8の関与はicROS生産とSKFリン酸化の原因となり,両者はSiglec-8細胞死を仲介するに必須である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 

前のページに戻る