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J-GLOBAL ID:201802279500305326   整理番号:18A0471853

真核生物開始因子5A2はC Myc/microRNA29b軸を介してCD133(+)肝細胞癌細胞の維持に寄与する【Powered by NICT】

Eukaryotic Initiation Factor 5A2 Contributes to the Maintenance of CD133(+) Hepatocellular Carcinoma Cells via the c-Myc/microRNA-29b Axis
著者 (19件):
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巻: 36  号:ページ: 180-191  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0655C  ISSN: 1066-5099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌幹細胞(CSC)/癌始原細胞(CIC)は従来の治療法に対する癌の抵抗性付与に関与し,癌再発および/または転移を示唆した。CD133は肝細胞癌(HCC)における細胞の亜集団を同定し,特性化する重要なバイオマーカーとして機能する。我々の以前の研究は,真核生物開始因子5A2(EIF5A2)の過剰発現はHCC細胞転移と血管新生を促進することを示した。本研究では,EIF5A2はCSC調節に重要な役割を果たしている可能性があるとその潜在的分子機構を検討したことを示した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応アッセイを用いて,EIF5A2の発現は癌性および非癌性肝臓組織と細胞のコホートにおけるCD133レベルと正に相関することを観察した。EIF5A2の高発現を伴うHCC細胞はin vitroで未分化腫瘍球を形成する強い能力を有し,幹細胞関連遺伝子の高レベルを示し,ヌードマウスに皮下注射した場合腫瘍を開発するための高い能力をもたらした。さらに,示差マイクロRNA発現は二EIF5A2枯渇HCC細胞株のプロファイリングし,それらの制御はEIF5A2枯渇細胞株におけるmiR-29bの発現低下を同定した。更なる機能的研究は,ダウンレギュレートされたmiR-29bレベルはin vitroまたはin vivo EIF5A2維持HCC細胞の幹細胞性の原因であることを示した。さらに,HCC細胞におけるEIF5A2の強制発現は,miR 29bのプロモーター上のc-Mycの結合を大きく向上させ,EIF5A2によるmiR 29bのダウンレギュレーションはc-Mycに依存していた。筆者らの結果は,まとめて,EIF5A2はc Myc/miR29b軸を介してCD133~+HCC細胞の維持に寄与することを明らかにした。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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造血系 
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