抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では潤滑油にパラジウム触媒を用いて活性水素を添加し,酸化防止剤の連続還元を行うことによる潤滑油の長寿命化を試みた。そのために,加熱し酸化させた油と,加熱に加え水素添加による還元を施し酸化させた油を作製し比較した。RPVOTを用いて供試油の酸化安定性を評価した結果,500hの加熱時間で水素添加を施した供試油のRPVOT値の方が56min長かった。RULERを用いて酸化防止剤の残存量を計測した結果,潤滑油中の酸化防止剤を約150h延命できた。以上のことから,水素添加による還元反応は潤滑油の長寿命化に寄与することがわかった。(著者抄録)