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J-GLOBAL ID：201802279635118855   整理番号：18A0941000

市販タンニン酸の原核的および分光学的性質への新しい洞察: ガリウム酸不純物の役割【JST・京大機械翻訳】

New insights into the protogenic and spectroscopic properties of commercial tannic acid: the role of gallic acid impurities

著者 (8件)： Ghigo G. (Universita di Torino, Dipartimento di Chimica, Via Pietro Giuria 7, 10125 Torino, Italy. [e-mail]) ,  Berto S. ,  Minella M. ,  Vione D. ,  Alladio E. ,  Nurchi V. M. ,  Lachowicz J. ,  Daniele P. G.
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 42  号： 10  ページ： 7703-7712  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンニン酸(TA)は植物界由来の天然高分子である加水分解性タンニンのクラスに属する。TAは,5つの消化単位でエステル化されたグルコースの中心コアを持つ分子として記述されているが,その分子構造はまだ完全には明らかにされていない。実際,TAは異なる化合物の混合物として記述される。本研究では,電位差測定,UV-visおよび蛍光分光法,ならびにab initio計算を用いて,TAのプロトン化特性および分光学的特徴を同定した。市販TA混合物中の不純物として存在する没食子酸(GA),及びメチル3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸塩に関する予備的研究を計算作業のベンチマークとして用い,TA特性へのGAの寄与を洞察した。GAは主にTA溶液のpHと蛍光信号に影響する。データは,典型的なTA構造に帰属できる3つの主なタイプのプロトゲネシス基の存在を示し,pK_a値は6~8.5の範囲に含まれ,これはフェノール類機能に起因すると考えられる。最小酸性部位は最高濃度を示し,TAフェノール基の半分の解離はpH~7.8で起こった。プロトン化及び脱プロトン化化学種の紫外可視スペクトルを化学量論及びケモメトリックス法によるデータ解析により得た。結果は,ab initio計算を用いて得られたものと同様に,主な吸収極大(それぞれ277および323nm)を示した。全体として,異なる方法論を用いて得られた結果の間に顕著なコヒーレンスを達成した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光分光法 ,  データ解析 ,  脱プロトン ,  プロトン化 ,  *不純物 ,  電位差測定法 ,  分子構造 ,  *光学的性質 ,  フェノール類 ,  エステル化 ,  ケモメトリックス ,  *タンニン ,  蛍光 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 第一原理計算 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 有機りん化合物  (CF08040N) ,  分析機器  (CC02020S) ,  酸塩基平衡  (CB04020D) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (6件)： タンニン酸 ,  分光学的性質 ,  洞察 ,  ガリウム酸 ,  不純物 ,  役割