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J-GLOBAL ID:201802279794897955   整理番号:18A0434419

アデノシン5′-三りん酸キャップ銀ナノ粒子の作製:腫瘍細胞に対する強化細胞毒性効果とターゲッティング効果【Powered by NICT】

Fabrication of adenosine 5′-triphosphate-capped silver nanoparticles: Enhanced cytotoxicity efficacy and targeting effect against tumor cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 65  ページ: 186-196  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,AgNPの物理化学的及び生物学的挙動に及ぼす安定化剤として種々の濃度のアデノシン5′-三りん酸(ATP)の影響を調べることである。結果はAgNPの分布と分散の大きさはNaBH_4の存在下でATPとAgNO_3の比の変化によって制御されたことを明らかにした。FT-IRおよびゼータ電位値のデータはATP分子はATPのアデニン部分を介してナノ粒子の表面に配位したことを示した。骨肉腫細胞(Saos-2),乳癌細胞(MCF-7とT47D),および白血病細胞(K562)の細胞生存率研究は,ATPキャップ銀ナノ粒子(ATP@AgNPs)が無処理の場合と比較して高い抗腫瘍効果を有することを示した。ATP@AgNPsの細胞取込はP2X7受容体とクラスリン仲介エンドサイトーシスを介して起こることが分かった。そのP2X7受容体は多くの腫瘍細胞の表面に過剰発現しているナノ粒子表面上のATPは標的分子の役割を果たしている。さらに,ATP@AgNPsにより誘導された細胞毒性は細胞内酸化状態の摂動から進行し,アポトーシスの誘導をもたらすことを実証した。これらのデータから,「分散」と「錯体」としてATPはAgNPの物理化学的性質を改善し,癌治療への応用を増強する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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抗細菌薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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