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J-GLOBAL ID:201802279845727666   整理番号:18A0146372

熱応力を用いた植物におけるCRISPR/Cas9による標的変異の増加した効率【Powered by NICT】

Increased efficiency of targeted mutagenesis by CRISPR/Cas9 in plants using heat stress
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 377-386  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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CRISPR/Cas9システムは真核生物ゲノムの標的変異を設計する我々の能力を大いに改善した。CRISPR/Cas9は普遍的に有効に働くようにみえるが,標的化変異誘発の効率と非特異的変異の有害な生成は,異なる生物間で大きく変化した。本研究では,37°Cの熱ストレスに曝したArabidopsis植物は標準温度(22°C)で連続的に成長させた植物と比較してCRISPR誘導変異の高い頻度を示すことを報告する。緑色蛍光蛋白質(GFP)レポーター遺伝子に依存する定量的アッセイを用いて,著者らはArabidopsisにおけるCRISPR/Cas9による標的化変異誘発は体細胞組織で約5倍と100倍まで生殖系列における熱処理により増加することを見出した。突然変異率に及ぼす温度のこの効果はArabidopsisに限定されず,37°Cで熱ストレスに曝露されたCitrus植物におけるCRISPR/Cas9による標的突然変異の同様な増加を観察したin vitroアッセイにより,Streptococcus pyogenes(SpCas9)からCas9は22°Cでよりも37°Cでの二本鎖DNA切断を発生させることにおいてより活性であることを示し,CRISPR/Cas9に及ぼす温度のin vivo効果の可能性に寄与する機構を示した。本研究は,真核生物におけるSpCas9活性の調節における温度の重要性を明らかにし,CRISPR/Cas9を用いた植物における標的変異誘発を増加させる簡単な方法を提供した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物の生化学 

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