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J-GLOBAL ID:201802279897599207   整理番号:18A0428635

RIP1Kは活性化オートファジー・リソソーム経路を介して虚血性脳卒中におけるニューロンと星状細胞の細胞死に寄与する【Powered by NICT】

RIP1K Contributes to Neuronal and Astrocytic Cell Death in Ischemic Stroke via Activating Autophagic-lysosomal Pathway
著者 (16件):
資料名:
巻: 371  ページ: 60-74  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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受容体相互作用蛋白質1キナーゼ(RIP1K)調節ネクロトーシスは脳虚血により誘発することができるが,ニューロンと星状細胞の細胞死と基礎となる機構を仲介するRIP1Kの影響は十分に理解されていない。本研究では,虚血性脳卒中誘発ニューロンと星状細胞の細胞死にRIP1Kの寄与,及び自食作用-リソソーム経路の活性化を評価した。ラットまたはマウスにおける初代培養ニューロンあるいは星状細胞におけるin vitroでの酸素およびグルコース欠乏(OGD)と永久中大脳動脈閉塞(pMCAO)モデルを用いて,虚血性神経細胞と星状細胞の細胞死におけるRIP1Kの役割とRIP1Kの薬理学的または遺伝的阻害により基礎となる機構を観察した。pMCAOまたはOGD条件はRIP1K,RIP3KとRIP1K RIP3K複合体の増加をもたらした。RIP1Kノックダウンまたはネクロスタチン-1(Nec-1,RIP1Kの特異的阻害剤)処理は,梗塞容積,神経学的欠損を改善,増加した微小管関連蛋白質2(MAP2)およびグリア線維性酸性蛋白質(GFAP)レベルを減少させ,虚血皮質におけるニューロンや星状細胞壊死性細胞死を減弱させた。RIP1KノックダウンはRIP1K RIP3K複合体形成,軽鎖3II(LC3II)と活性カテプシンBレベルとリソソーム膜透過(LMP)を減少させた。さらに,Nec-1の組合せとオートファジーまたはカテプシンBの阻害剤は,ニューロンや星状細胞死に対する保護効果を増強した。RIP1K仲介ネクロトーシスは自食作用-リソソーム経路の活性化を介して虚血誘導ニューロンと星状細胞の細胞死において重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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