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J-GLOBAL ID:201802280098899474   整理番号:18A0016150

NaOHおよびKOHを用いたCa~2+キレート剤を含む緩衝アルカリ化を用いたマウス精子凍結乾燥における高温誘発染色体損傷の予防【Powered by NICT】

Prevention of high-temperature-induced chromosome damage in mouse spermatozoa freeze-dried using Ca2+ chelator-containing buffer alkalinized with NaOH or KOH
著者 (2件):
資料名:
巻: 79  ページ: 71-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1674A  ISSN: 0011-2240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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は比較的高い温度で貯蔵されている場合,分解に対する精子染色体を保護するために,凍結乾燥溶液の最適pH,NaOH(Na ETBS)またはKOH(K ETBS)によるEGTA/Tris HCl緩衝液アルカリ化を検討した。Na ETBSまたはK ETBS中に懸濁したマウス精子はpH5.0 8.4で凍結乾燥し,4°Cまたは50°Cで3日間貯蔵した。いくつかの凍結乾燥試料は25°Cで貯蔵した3日または1か月であった。貯蔵後,卵細胞質内精子注入法を用いた卵母細胞に注入した試料はその結果生じた接合子における染色体損傷を評価した。凍結乾燥溶液及び貯蔵温度に関係なく,pH=5.0で凍結乾燥精子を用いて作製したほとんどすべての接合子(97 100%)は精子の構造的染色体異常を有していた。凍結乾燥は,Na ETBSを用いたpH8.0 8.4で実施したときに,染色体損傷の頻度は50°C貯蔵の4°C貯蔵と24 26%14 17%に減少した。K ETBSで凍結乾燥した場合,染色体損傷の最低レベルは4°C貯蔵(13 15%)で7.7 8.4のpHレベルと50°C貯蔵(16 23%)でpH7.7 8.0で起こった。pH=8.2でのNa ETBSとK ETBS pH=7.7での凍結乾燥精子は3日から1か月~25°C貯蔵中の染色体損傷の有意な増加を示さなかった(11%Na ETBS 20%;13%K ETBS 18%)であった。このように,高温(50°C,3日)での短期貯蔵のための最適化溶液の使用は,室温での凍結乾燥精子の長期貯蔵(1か月)を可能にした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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動物学研究法 

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